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 マツダの名車復活事業「CLASSIC MAZDA」は、かつての名車を現在も乗り続けているユーザーに対して、できるだけ良い状態を保てるようにするためのサービス。根強いファンが多いロータリーエンジン車のメニューもそろえるべきだ、との考えで2020年12月から「RX-7」(2代目「FC」と3代目「FD」)向けに復刻部品供給サービスを開始した。

マツダ三次試験場(広島県三次市)のRX-7
マツダ三次試験場(広島県三次市)のRX-7
(出所:マツダ)
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 RX-7は「マツダブランドを語る上で外せないクルマであり、根強いファンが多い」(カスタマーサービス本部の國本拓也氏)。国内のロータリーエンジン車の登録は19年現在で約6万3000台ある。うち半分は製造終了から10年を経過していない「RX-8」(12年まで製造)だが、RX-7のFD(製造期間1991~2002年)が約3割、FC(同1985~92年)が1割強を占める。FC、FDともに年間3%も減っていない状況だ。

 そこでマツダは、NAロードスター(初代ロードスター)のレストアサービスや部品供給サービスに続き、FCとFDの部品を復刻して再供給するサービスをFDの30周年(21年)に合わせて開始すると決定した。ユーザーミーティングで集めた意見や、ロータリーエンジン車の専門ショップの意見を基に、既に供給を終えていた部品の中から259点について復刻の優先度が高いと判断。サービス開始時点ではそのうちFCで30点、FDで61点から再供給を始めた。