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 OKI(沖電気工業)は、学校の運動場など広い場所に散らばって動き回る大勢の人の生体情報を、センサー無線ネットワークを用いてリアルタイムに取得することに成功した。実証実験では、屋外のグラウンドで運動中の多数の人の体温や脈拍などの生体情報を90%以上のデータ収集率で取得できることを確認した。

運動場で走り回る多くの人から生体情報を収集する実験の様子
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運動場で走り回る多くの人から生体情報を収集する実験の様子
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運動場で走り回る多くの人から生体情報を収集する実験の様子
(写真:OKI)

 この技術は、情報通信研究機構(NICT)の委託研究「未来を創る新たなネットワーク基盤技術に関する研究開発」に基づき、大阪市立大学、関西大学、明治大学、ソリトンシステムズと共同開発した。

 数百人規模が参加する運動会や遠足などの教育現場で、高速移動(最大10m/秒)する全生徒の体調を、10秒以下の低遅延でほぼリアルタイムにモニタリングする体調管理システムの構築が可能になるとしている。