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 世界中でグリーン水素やグリーンアンモニアの大規模生産プロジェクトが続々と発表されている。グリーン水素は、再生可能エネルギーなど二酸化炭素(CO2)フリーの電力で水を電気分解して得られた水素、グリーンアンモニアは、共にCO2フリーの水素と電力を基に合成したアンモニアを指す。

 現時点で世界最大の計画は、グリーン燃料大手の香港InterContinental Energyなどがオーストラリア北西部で計画する「Asian Renewable Energy Hub(AREH)」である注1)。再生可能エネルギーの発電出力は2027~28年以降順次拡大し、最終的には26GWにする。グリーン水素を年産最大180万トン、グリーンアンモニアを同1000万トン生産するとする。

注1)記事中の順位はいずれも日経クロステック調べ。
オーストラリア北西部での大規模グリーン水素/アンモニアの生産計画「Asian Renewable Energy Hub(AREH)」における太陽光発電と風力発電システムの配置イメージ
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オーストラリア北西部での大規模グリーン水素/アンモニアの生産計画「Asian Renewable Energy Hub(AREH)」における太陽光発電と風力発電システムの配置イメージ
(図:InterContinental Energy)