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 JR東日本はJR北海道と共同で、2021年6月14日から東北・北海道新幹線「はやぶさ」の1号車を「リモートワーク推奨車両」とする実証実験を開始した。期間は2021年7月16日までの平日。JR東日本事業創造本部の中村元副課長は、「コロナ禍やコロナ後の働き方にマッチした鉄道サービス提供に生かすことを目的にしている」と語る。

1号車がテレワークに利用できる新幹線はやぶさ
1号車がテレワークに利用できる新幹線はやぶさ
(出所:JR東日本、以下同じ)
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 リモートワーク推奨車両の概要は以下の通りだ。対象は東北・北海道新幹線「はやぶさ」が平日に運行している全路線の全列車の1号車で、上り下りを合わせて1日60本である。東京駅から盛岡駅までや仙台駅から東京駅までなど、始発駅から終着駅まで利用できる。リモートワーク推奨車両の利用に料金はかからない。通常新幹線に乗車するのと同様に移動する区間の乗車券、新幹線特急券などを購入すればよい。

 1号車では3人席のA席およびC席、2人席の窓側になるE席の3つの利用を推奨している。さらに座席にいながらWeb会議や携帯電話での通話が可能になっており、テレワークを実施しやすくしている。さらに60本のうち10本の列車では、プライバシーを保ちながら会議ができるツールを貸し出している。

一部の列車で借りられるヘッドホンと視界と音を遮るパーティションが一体になった「WEAR SPACE」。目に装着しているのは、スマートグラス「MOVERIO」
一部の列車で借りられるヘッドホンと視界と音を遮るパーティションが一体になった「WEAR SPACE」。目に装着しているのは、スマートグラス「MOVERIO」
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