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 広島県を地盤に食品スーパーマーケットを運営するフレスタは2021年7月半ばから、自社のポイントカードシステムと栄養管理のスマートフォンアプリを連動させた健康支援の販促施策に乗り出す。顧客の購買履歴データをAI(人工知能)で分析し、買った商品の栄養バランスに応じた商品を提案する。8月には足りない栄養素を補う商品のサンプルを配るキャンペーンも実施。顧客の健康増進支援という経営戦略を、デジタル技術で下支えする。

 フレスタは広島県を中心に、岡山県と山口県で食品スーパー「フレスタ」60店舗などを運営している。同社が目を付けたのが栄養管理のスマホアプリ「SIRU+(シルタス)」だ。ベンチャー企業のシルタスが開発、運営する。

 フレスタは10店舗で2021年8月下旬ごろから、来店客が足りない栄養素を補える商品のサンプルを配るキャンペーンを実施する計画だ。シルタスがSIRU+に新たに実装する「電子クーポンシステム」を活用する。

消費者はSIRU+アプリ上で、店頭で商品と交換できる電子クーポンを受け取れる
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消費者はSIRU+アプリ上で、店頭で商品と交換できる電子クーポンを受け取れる
(出所:シルタス)

 電子クーポンシステムは、来店客の買い物結果を使った販促のためのシステムだ。SIRU+アプリを通じて店頭で商品と交換できるクーポンを送れる。電子クーポンの配布対象でない店舗でもSIRU+を導入し、来店客がアプリを通じて栄養バランスに応じた買い物のアドバイスを受けられるようにする。