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 米Micron Technology(マイクロンテクノロジー)は、米ユタ州リーハイに保有する300mmウエハー工場(Fab 2)を米Texas Instruments(TI、テキサス・インスツルメンツ)に売却する Micronニュースリリース TIニュースリリース 。TIは同工場の取得に当たり、9億米ドル(約990億円)をMicronへ現金で支払う。

Micron President and CEOのSanjay Mehrotra氏(左)とTI Chairman, President and CEOのRichard K. Templeton氏(右)
Micron President and CEOのSanjay Mehrotra氏(左)とTI Chairman, President and CEOのRichard K. Templeton氏(右)
(出所:Micron TechnologyとTexas Instruments)
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 Micronによれば、同工場にある製造装置などの資産は6億米ドル(約660億円)に上るという。こうした資産の一部はすでに売却しており、残りはMicronの他の工場で利用したり、他社へ売却したりする予定である。Micronは2021年3月に、相変化メモリー「3D XPoint」の事業から撤退することと、同メモリーの製造拠点だったリーハイ工場の売却先を探っていることを発表した*1

*1 関連記事 IntelのOptaneメモリーに試練、製造委託先のMicronが工場売却

 3D XPointは、米Intel(インテル)とMicronが共同開発した。Intelは3D XPointに「Optane」というブランド名を付けて、現在も複数種類のOptaneメモリー製品を提供している。リーハイ工場はOptaneメモリーの製造も行っており、同工場のTIへの売却で、Optaneメモリー製品の供給に影響が出ないかが気になるところだ。