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 国土交通省は2022年7月、衝突事故時に運転情報を記録する装置「イベント・データ・レコーダー(EDR)」の搭載を新型車に義務付ける(図1、2)。EDRが記録する項目は、同時期に搭載の義務化を予定する欧州と統一する。国交省は得られたデータを事故原因の正確な特定や、事故を防ぐ技術の開発などに広く生かしたい考え。

図1 イベント・データ・レコーダー(EDR)
図1 イベント・データ・レコーダー(EDR)
車両が衝突事故を起こした際に衝突前後の運転情報を記録する装置。通常、エアバッグのECU(電子制御ユニット)に内蔵する。(出所:国土交通省)
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図2 EDRの概要
図2 EDRの概要
エアバッグの作動や急激な速度変化などイベントの発生する前後の情報を記録する。国土交通省の資料を基に日経Automotiveが作成。
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 今回対象となる車両は乗員定員が10人未満の乗用車と、総重量が3500kg以下の貨物運送用の車両である。新型車は22年7月以降に生産する車両から、部分改良車を含むそのほかの車両は26年7月以降注1)に生産する車両から適用を始める 発表資料

注1)国交省が21年6月に発表した資料では26年5月以降としていたが、2カ月引き延ばした。