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 米Apple(アップル)は2021年9月24日、スマートフォン(スマホ)の新製品「iPhone 13」シリーズを発売した。「iPhone 12」シリーズと同様、標準モデルとmini、Pro、Pro Maxの4機種を用意した。このうち、日経クロステックは米国版「iPhone 13 Pro Max」を購入し、技術者の協力を得ながら分解した。ミリ波帯の5G(第5世代移動通信システム)に関連する部品を確認するためだ。日本版ではミリ波帯の5Gに対応しないが、米国版は対応する。

米国版「iPhone 13 Pro Max」の正面
米国版「iPhone 13 Pro Max」の正面
(撮影:日経クロステック)
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米国版「iPhone 13 Pro Max」の背面
米国版「iPhone 13 Pro Max」の背面
(撮影:日経クロステック)
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 iPhone 13シリーズでは、カメラやバッテリー、ディスプレーなどの性能を強化した。プロセッサーには新たに「A15 Bionic(以下、A15)」を搭載し、各種性能の向上を図っているのが特徴だ。

相変わらずカメラ部分は大きい
相変わらずカメラ部分は大きい
(撮影:日経クロステック)
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 いつもの手順でディスプレー部を本体からはがして筐体(きょうたい)を開く。すると、「A15 BIONIC」の文字が飛び込んできた。アップルは21年9月14日に開催したオンライン発表会でバッテリーによる連続駆動時間を延ばす目的などのために内部設計を刷新したことをアピールしていた。だが、筐体を開いた段階では、「iPhone 12 Pro Maxと大差がない」(協力した技術者)状況だった。ただし、2次電池の容量は明らかに違っていた。12 Pro Maxでは3687mAhだったが、13 Pro Maxでは4352mAhと約18%増である。

いつもの手順で筐体を開く
いつもの手順で筐体を開く
(撮影:日経クロステック)
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筐体を開くと「A15 BIONIC」の文字が目に留まる
筐体を開くと「A15 BIONIC」の文字が目に留まる
(撮影:日経クロステック)
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 本体からディスプレー部を取り外し、コネクター類などを押さえつけている金属板を次々と外していく。カメラモジュールや同モジュールそばにある「LiDARスキャナ」のモジュールも取り出す。

金属板を外すと、コネクターの接続部が多数あった
金属板を外すと、コネクターの接続部が多数あった
(撮影:日経クロステック)
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さらに金属板を外していく
さらに金属板を外していく
(撮影:日経クロステック)
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カメラモジュールを取り出した
カメラモジュールを取り出した
(撮影:日経クロステック)
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LiDARスキャナーのモジュールを取り出した
LiDARスキャナーのモジュールを取り出した
(撮影:日経クロステック)
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 コネクター類を外して、メイン基板を取り出す。iPhone 12シリーズと変わらず「2階建て」構造を採っていた。

メイン基板と接続されていたコネクターを外した
メイン基板と接続されていたコネクターを外した
(撮影:日経クロステック)
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メイン基板は2階建て構造だった
メイン基板は2階建て構造だった
(撮影:日経クロステック)
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