全2226文字
PR

 米Intel(インテル)は、PC(クライアント)向けマイクロプロセッサー(MPU)「第12世代Coreプロセッサー」を2021年10月27日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。開発コード名が「Alder Lake」のMPUで、「Intel 7」(以前の10nm Enhanced SuperFin)プロセスで製造する。今回、Intelは第1弾としてデスクトップPC向けの6モデルを発表し、複数のOEMが搭載したPCを公表した。ノートPC向けの第12世代Coreもあり、最終的には60モデル以上になる予定。ノートPC向けは22年第1四半期に登場の予定という。

オンライン・プライベート・イベント「Intel Innovation 2021」の基調講演で、第12世代Coreプロセッサーを紹介するIntelのGregory Bryant氏(executive vice president and general manager of the Client Computing Group)
オンライン・プライベート・イベント「Intel Innovation 2021」の基調講演で、第12世代Coreプロセッサーを紹介するIntelのGregory Bryant氏(executive vice president and general manager of the Client Computing Group)
(出所:基調講演のビデオからキャプチャー)
[画像のクリックで拡大表示]
第12世代Coreプロセッサーのダイ写真
第12世代Coreプロセッサーのダイ写真
(出所:Intel)
[画像のクリックで拡大表示]

 同社は第12世代Coreの技術的な詳細を21年8月に開催のプライベートイベント「Intel Architecture Day 2021」およびプロセッサーIC関連の国際学会「Hot Chips 33」で発表している*。最大の特徴は、2種類のCPUコアを組み合わせたことである。既存の同社製MPUでは、モデルによってCPUコア数は違っていたものの、基本的に1種類のCPUコアを集積していた。

* 関連記事 x86にも「big.LITTLE」の波、IntelがPC向け次期MPUで

 第12世代Coreでは、「Efficient-core」(以前の開発コード名:Grace Mont)と呼ぶ低消費電力重視型CPUコア(以下、Eコア)と、「Performance-core」(以前の開発コード名:Golden Cove)と呼ぶ高性能重視型CPUコア(以下Pコア)を組み合わせる。このコアの組み合わせ方などによって、高性能デスクトップPCから薄型モバイルPC用モデルまで、定格消費電力としては9~125Wと幅広いモデルを用意する。

2種類のコアでCPUを構成
2種類のコアでCPUを構成
(出所:Intel)
[画像のクリックで拡大表示]
デスクトップ向けから薄型ノートPC向けモデルを用意
デスクトップ向けから薄型ノートPC向けモデルを用意
(出所:Intel)
[画像のクリックで拡大表示]