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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて新潟県三条市は2021年2月までに、RSUPPORT(アールサポート)が開発するリモートアクセスツール「RemoteView(リモートビュー)」を導入した。RemoteViewは、職員の自宅など事務所の外にあるパソコンから事務所のパソコンなどに接続して制御・ 管理できるツールだ。

新潟県三条市が導入したリモートアクセスのシステム概要
新潟県三条市が導入したリモートアクセスのシステム概要
(出所:RSUPPORT)
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 三条市では、現業系の技能労務士や消防士などを除く約500人の職員のうち約100人がリモートアクセスの対象となり、電子メールの送受信や共有フォルダー内の資料の閲覧・作成、ホームページの更新作業などを自宅から行った。

 対象者が庁内の一部にとどまったのは、マイナンバーを扱う部署や、窓口対応が必要となる部署などが多く、在宅勤務に移行しにくかったためだ。

 2020年4~5月、同市は政府の緊急事態宣言を受けて在宅勤務を導入した。2021年1月上旬、再び在宅勤務に移行したのに伴い、情報管理課は庁舎内のノートパソコンにRemoteViewのライセンスを割り当てて在宅勤務の対象者に配布した。対象者は2021年2月までに同ツールを使い始めた。

 RemoteViewは、サーバーや既存ネットワークに変更の必要がなく、管理者が一括して利用者のシステム設定を代行できる。暗号化通信による画面転送方式でセキュリティーレベルが高いという。

 同市でリモートアクセスツールの導入を担当した石月貴総務部情報管理課係長は「RemoteViewの管理者設定をしたほかは、ノートパソコンを用意してライセンスを割り当てるだけで導入できた」と話す。