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 新型コロナの流行により、あらゆる場面で非対面・非接触が求められるようになった。そんななか、客とスタッフが直接接触せずに商品を受け取れる次世代型飲食サービスの新店舗が東京・原宿にお目見えした。

 飲食店向けのモバイル注文決済システムを提供するShowcase Gig(ショーケースギグ)と通貨処理機大手のグローリーは2021年12月15日、両社が共同運営するテークアウト専門の「ロッカー型」店舗をオープンさせた。利用者はスマートフォンから注文や決済をし、指定した時刻に店舗に出向けばロッカーに入った商品を受け取れる。

指定時間に店舗に行けばロッカーで商品が受け取れる
指定時間に店舗に行けばロッカーで商品が受け取れる
(出所(右):Showcase Gig)
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 店舗の名称は「The Label Fruit(ラベルフルーツ)」。マンゴーやイチゴ、メロンなどの果肉が入ったフルーツオレを販売する。味やトッピング、ラベルのデザインといった7つの項目は購入者の好みに合わせてオーダーメード(カスタマイズ)できる。

 オープン時点でフルーツの種類は5種類。価格は税込み918円から。2021年は1日300本程度を売り上げ目標としており、2022年からは1日500本を目指す。

 注文・決済はShowcase Gigが提供するモバイル注文決済システム「O:der(オーダー)Platform」を全面的に採用した。利用者はGoogle MapやInstagramなどから専用ページにアクセスできる。両社は同システムと連係して開け閉めできるロッカーを共同開発した。なお、調理やロッカーへの搬入はバックヤードにいるスタッフが担う。

40個設置された扉はデジタルサイネージになっており様々な演出が楽しめる
40個設置された扉はデジタルサイネージになっており様々な演出が楽しめる
(出所:Showcase Gig)
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 購入の流れは簡単だ。まず、来店前にスマホやパソコンから専用ページで商品を選ぶ。フルーツの種類、豆乳やオーツミルクなどベースとなるミルク、甘さ、ナタデココや杏仁豆腐といったトッピングをそれぞれ組み合わせる。ラベルはプリントする英数字や記号、背景色、デザインを選べる。商品が決まったら受け取り時間、購入者情報、クレジットカード情報を入力する。

 注文が完了するとスマホの画面にQRコードが表示される。注文時に入力するメールアドレス宛てにもQRコードが送られる。受け取り時間に店舗に出向き、QRコードを読み取り機にかざして認証すれば、自動で対象のロッカーの扉が開く仕組みだ。

利用の流れ
利用の流れ
(出所:Showcase Gig)
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