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 三菱重工業は、2021年12月21日に予定していたH-IIAロケット45号機の打ち上げを、1日延期して翌22日に設定した。打ち上げ時刻は変わりなく、23時33分52秒から翌23日01時33分26秒のまま。天候悪化が延期の理由だ。打ち上げ時にロケットへの落雷を防ぐため、ロケットの飛行経路が雷雲や積乱雲などの近くを通過する場合には発射しないという安全規定に抵触した。

今回打ち上げるH-IIA204
今回打ち上げるH-IIA204
(出所:三菱重工)
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 45号機は、衛星通信事業会社のイギリスInmarsat(インマルサット)の新世代通信衛星「インマルサット6-F1」を打ち上げる。ロケットの形態は、固体ロケットブースター(SRB)を4本装備したH-IIA204型だ。H-IIAは、今年度末に初号機の打ち上げを予定している後継機「H3」ロケットの本格運行後に引退する予定。204型の打ち上げはこれが最後となる。

軌道上のインマルサット6-F1想像図
軌道上のインマルサット6-F1想像図
(出所:インマルサット)
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