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 航空機の装備品の米大手Honeywell International(ハネウェル)は、デンソーと共同開発している電動航空機向け推進ユニットを、垂直離着陸機のイベント「Forum 78」(2022年5月10~12日、米フォートワース)に出展した。モックアップながら、「ほぼ実物大の形状とサイズ」(ハネウェルの説明員)である。「エアタクシー」や「空飛ぶクルマ」といった都市型のエアモビリティー、いわゆる「UAM(Urban Air Mobility:都市型航空交通システム)」分野に向ける。

 両社は電動航空機用推進システムの事業でアライアンス契約を締結し、21年5月に発表している。主にデンソーは、電動推進システムの要素技術であるモーターやモーターを駆動するインバーター、インバーター向けパワー半導体を開発する。ハネウェルはこれらにギアボックスなどを加えて統合し、電動推進ユニット「EPU(Electric Propulsion Unit)」として仕立てる。

デンソーとハネウェルが共同開発中の電動航空機向け推進ユニットのモックアップ
デンソーとハネウェルが共同開発中の電動航空機向け推進ユニットのモックアップ
(撮影:日経クロステック)
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