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 優れたIT事例を表彰する日経コンピュータ主催「IT Japan Award 2022」。グランプリはグループ全体でDXを進めるSOMPOホールディングス(HD)、準グランプリはアシックス、特別賞は星野リゾートなど4事例が選ばれた。

 グランプリを受賞したSOMPOHDは外部環境の変化に備えDX(デジタル変革)で「脱保険」を目指している。スタートアップとの連携・協業、100億円出資のデジタル事業子会社の新設、中核事業会社の損害保険ジャパンによる2000億円を投じた基幹システムの刷新などを矢継ぎ早に展開した。生損保や介護などの事業で得たリアルデータを分析・活用するIT基盤の構築にも取り組む。

 IT Japan Awardは今回で16回目。2021年5月~2022年4月に日経コンピュータおよび日経クロステックが掲載した事例から、有識者を交えた審査委員会が選んだ。SOMPOHDについて審査委員からは「基幹系刷新で現業を固めつつスタートアップ投資とPoC(概念実証)で新規事業を開発するなど具体的に取り組んでいる」などと評価された。準グランプリはシステム整備やデータ活用などに取り組み、在庫回転日数を2割以上短縮する成果を上げたアシックスが選ばれた。