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 NECは2022年6月30日に同社のメインフレーム「ACOS-4」シリーズの最新機「i-PX AKATSUKI/A100シリーズ(以下AKATSUKI)」を発表し、同日販売を始めた。NECにとって5年ぶりに登場したACOS-4シリーズの最新機種で、NEC独自の指標で同シリーズの先代機と比べて演算性能を最大で2倍以上に高めたという。メインフレーム市場の縮小が続くなか、NECは顧客に新機種をどう訴求するのか。

「i-PX AKATSUKI/A100シリーズ」の外観
「i-PX AKATSUKI/A100シリーズ」の外観
(出所:NEC)
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暗号化専用のエンジンを搭載

 AKATSUKIの特徴の1つがセキュリティー機能の向上。暗号化エンジンを搭載し、プロセッサーに負荷がかからないようにしつつデータを暗号化できるようにした。

 設置面積や消費電力も従来機種より削減した。従来のACOS-4シリーズは6筐体で最大構成だったがAKATSUKIは4筐体で最大となる構成にした。筐体を最大数構成したときの設置面積を約33%削減し、電力効率を約2.8倍高めた。

 クラウドサービスやオープン系システムとの連携も強化した。NECが販売提供しているシステムの統合監視ツール「WebSAM SystemManager G」でAKATUSKIを管理できるようにする。WebSAM SystemManager Gの画面でクラウドサービスやオープン系システムに加え、AKATSUKIもまとめて管理できるようになる。従来、ACOSシリーズを操作する際には専用のコンソールでコマンドを入力する必要があった。

統合管理ツール「WebSAM SystemManager G」の画面で、「i-PX AKATSUKI/A100シリーズ」とクラウドサービスなどをまとめて管理できる
統合管理ツール「WebSAM SystemManager G」の画面で、「i-PX AKATSUKI/A100シリーズ」とクラウドサービスなどをまとめて管理できる
(出所:NEC)
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