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 SUBARU(スバル)は2022年8月31日、同社の先進運転支援システム(ADAS)「アイサイト」が運転者の精神的・身体的負荷を最大で50%以上低減できるとの調査結果を発表した。デザインコンサルティング会社のU'eyes Design(ユー・アイズ・デザイン、横浜市)と共同で行ったもので、スバルが同日にオンライン開催した事故低減に向けた取り組みに関する説明会で詳細を公表した。

 運転者の負荷低減は安全運転や交通事故の削減につながる。調査を担当したU'eyes Designの梶川忠彦氏は同日の説明会で、「アイサイトを使うことで、認知・判断・操作というそれぞれの段階で、安全運転につながる効果が確認できた」と述べた。また、スバル技術本部ADAS開発部主査兼自動運転PGM主査の丸山 匡氏は、「これまで難しかったアイサイトによる運転負荷の軽減効果を可視化できたことの意義は大きい」と強調した。

スバル車のオーナーが約180kmを走行

 今回の調査では、最新のADAS「新世代アイサイト」と、そのオプション機能である「アイサイトX」を搭載する中型SUV(多目的スポーツ車)「レガシィ アウトバック」を用いて、システムの作動時と非作動時における運転負荷の違いを調べた注1)。スバル車のオーナー10人が参加し、都内から首都高速と東名高速を利用して御殿場インターチェンジまでの区間を往復する約180kmを走行した(図1)。

注1)システムが提供する(1)先行車追従(2)カーブ前減速制御(3)渋滞時ハンズオフ支援・発進支援(4)料金所前の速度制御(5)車線変更支援──の5機能を利用した場合と、システムを作動させずに手動で運転した場合の運転負荷の差を調べた。
レガシィ アウトバック
図1 中型SUV「レガシィ アウトバック」
(画像:スバル)
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 調査項目は(1)認知の領域で不注意を防ぐ注視行動をしているか(2)判断の段階で安全につながる行動ができているか(3)システムを利用することで操作時の負荷が軽減されるか(4)運転者にとってどの程度負荷の軽減が感じられたか──の4点である。