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リージェントが開発しているシーグライダー「Viceroy」のイメージ(出所:リージェント)
リージェントが開発しているシーグライダー「Viceroy」のイメージ(出所:リージェント)
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 日本航空(JAL)は、「シーグライダー」を手掛ける米国のスタートアップ企業Regent Craft(リージェント)に出資する。両社でシーグライダーのエコシステム構築を目指す。リージェントが目標に掲げる2025年の就航に向けて弾みが付きそうだ。

 今回の出資は、JALのコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)ファンド「Japan Airlines Innovation Fund」を通じて行う。JALの出資額は明かしていないが、今回の出資を合わせると、リージェントは累計4500万米ドル(約58億円)以上を調達したことになるという。米Hawaiian Airlines(ハワイアン航空)などの航空会社やフェリー会社が機体を購入する意思を示しており、リージェントは航空業界や海運業界などから注目されている企業だ。