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 米国で、太陽光発電設備の生産を支えるバリューチェーンが大きく拡大しようとしている。

 今月11日に、韓国ハンファQセルズがジョージア州に大規模な太陽光パネルの工場を建設すると発表した。工場建設への投資は、25億米ドルと予定されている。

 同社は 2019年にジョージア州に最初の太陽光パネル(太陽電池モジュール)工場を開設し、米国において最大の生産者の 1社になった。2022年末までに、既に1日あたり1万2000枚のパネルを生産している。新工場の設立により、一日当たりの生産能力が6万枚に増加する予定である(図1)。

図1●2019年に米ジョージア州に建設されたハンファQセルズの太陽光パネル工場
図1●2019年に米ジョージア州に建設されたハンファQセルズの太陽光パネル工場
(出所:Hanwha Q CELLS)
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