フランスRenault(ルノー)の日産自動車への出資比率の引き下げや、ルノーが電気自動車(EV)事業を分社し新たに設立する新会社「Ampere(アンペア)」に対する日産からの出資――。そうした両社の関係再構築について、アーサー・ディ・リトル・ジャパン(ADLジャパン)でマネージングパートナーを務める鈴木裕人氏と、米S&P Global Mobility(S&Pグローバル・モビリティ)でプリンシパルリサーチアナリストを務める西本真敏氏に、注目すべき点や影響について見解を聞いた。
フランスRenault(ルノー)グループCEO(最高経営責任者)のLuca de Meo(ルカ・デメオ)氏
Ampere(アンペア)がEVとソフトウエア、フランスAlpine(アルピーヌ)がハイエンドの排ガスゼロ車、同Mobilize(モビライズ)がサービス、The Future Is Neutralが循環経済、ルノー、ルーマニアDacia(ダチア)、ルノー商用車ブランドが低炭素なエンジン車とハイブリッド車(HEV)、Horse(ホース)プロジェクトがエンジンおよびHEV用のパワートレーンを担う。(画像:ルノーグループの事業説明会のオンライン画面を日経クロステックがキャプチャー)