ニュース解説
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13年半ぶりに全面改訂する理由、システム監査基準の新版
経済産業省は2018年4月中にも、情報システムの管理や監査の項目をまとめた文書「システム監査基準」と「システム管理基準」の新版を公表する。監査基準、管理基準とも2004年10月の改訂以来、13年半ぶりの改訂となる。
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車載電池をSiで大容量化、GSユアサが全固体も視野に実用へ
GSユアサは、金属Si(シリコン)をLi(リチウム)イオン2次電池の負極に適用して容量密度を向上する技術を開発した。
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相談役や顧問の廃止相次ぐ、富士通やNTTデータなど大手10社の現状
パナソニックや日本たばこ産業など、グローバル企業を中心に、相談役や顧問を廃止する動きが起きている。IT業界も例外ではない。ここにきて大手IT企業が相談役・顧問制度を相次いで廃止し始めた。主要10社への独自取材で明らかになった。
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東京駅前はロボットだらけ、「丸の内の大家」が変えるオフィス街
東京五輪が開催される2020年、東京駅前の丸の内周辺はロボットだらけになるかもしれない――。そんな光景を思い起こさせる取り組みがスタートした。
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KDDI高橋新社長、業績好調でも直面する3つの内憂外患
2018年4月1日付で田中孝司前社長からバトンを引き継いだ、KDDI(au)の高橋誠新社長。就任会見では、当面は田中前社長と同様の方針を継承しながら足元の好業績を維持するという“安全運転”の姿勢を報道陣に強く印象づけたが、高橋社長は就任早々3つの内憂外患に直面することになる。
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電動ドローンに適した新型2次電池、Si負極で開発中
電池材料などを手掛ける研究開発型のベンチャー企業である米Zeptor(ゼプター)は、短時間での充電と大電流の放電を繰り返せる新型のリチウム(Li)イオン2次電池を実用化する。
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7カ月連続でN-BOXが首位、3月の新車販売ランキング
登録車ではノートが3カ月連続の首位
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2018年4月5日に発表した同年3月の車名別新車販売台数によると、ホンダの軽自動車「N-BOX」が7カ月連続で首位を守った。
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「上流設計を極める」、ケーヒンが台場にR&D拠点を開設
5年で50人規模へ拡大
ホンダ系部品メーカーのケーヒンは2018年4月5日、自動車向け電子制御システムの設計・開発を担う新拠点「台場R&Dオフィス」の開所式を開催した。主にエンジン制御システムや電動車の電力制御システムなどを開発する。
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オートデスク、3D-CAD「Inventor」新版はクラウド作業重視
デポジション方式の金属3Dプリンター用データ作成機能を追加
オートデスク(本社東京)は2018年4月5日、3D-CAD「Inventor 2019」など、製造業向けツールの新版を発表した。複数企業や遠隔地にいるメンバーが3Dの設計情報をクラウド上で共有する機能などを強化したほか、コマンドの操作体系を一部見直して使いやすさの向上を図ったり、大規模なアセンブリ…
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Liイオン電池を大容量に、Si系負極で400サイクル
研究開発を重視する化学メーカーのI.S.Tは、容量密度の向上が期待できるSi(シリコン)系材料を負極に使ったLi(リチウム)イオン電池を開発、既存のLiイオン2次電池並みの400回のサイクル寿命を開発品の試験で確認した。
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「スピーカーにAI」セット売り狙うオンキヨー
オンキヨーは、壁や家電の“表面”をスピーカーにする既存の「加振器(Vibtone)」にAIスピーカー機能を加えて参考出品し、そのデモを「第2回 AI・人工知能EXPO」で実施した。浴室(ユニットバス)の壁面を「AIスピーカー」化する用途を想定したもので、浴室の隣の洗面所にあるコントロール部のほか、…
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見えたスパコン京の次世代像、理研の新センター長に東工大松岡氏
スーパーコンピュータ「京」を運用する理化学研究所 計算科学研究センター(旧称:計算科学研究機構)のセンター長に、東京工業大学の松岡聡教授が2018年4月1日付で就任した。以前から外部の有識者としてポスト京の設計に関わってきた松岡氏に、ポスト京の開発方針を聞いた。
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富士通も本腰、ベトナム勢など6社がRPA市場に一挙参入
PCを使った定型作業をソフトウエアのロボット(ソフトロボ)で自動化する技術であるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)。働き方改革の切り札として企業の注目が高まるなか、ITベンダー6社がRPA関連ビジネスの参入や強化を相次ぎ表明した。
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ボルボの小型SUV、後退時の自動ブレーキを初搭載
スウェーデン・ボルボ(Volvo)が2018年3月28日に日本で発売した新型の小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「XC40」は、後退時の自動ブレーキシステムを標準搭載した。同システムの搭載は、ボルボ車として初めてである。
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第8世代「Intel Core」の新製品をどーんと発表、ノートPC向けMPUが初めて6コアに
米Intel(インテル)社は、PC向けマイクロプロセッサー(MPU)である「第8世代 Intel Core processor」の新製品群を2018年4月3日に中国北京で開催のイベントで発表した
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ボルボの小型SUV、自動ブレーキを夜間の歩行者に対応
スウェーデン・ボルボ(Volvo)が2018年3月28日に日本で発売した新型の小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「XC40」は、自動ブレーキを夜間の歩行者や自転車に対応させた。
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富士ソフト、1000施設導入の高齢者向けロボットを家庭用に販売
富士ソフトは、「第2回 AI・人工知能EXPO」(2018年4月4~6日、東京ビッグサイト)で、高齢者世帯の見守りなどに向けた一般消費者向けのコミュニケーションロボット「PALRO Gift Package」を参考出展した。2018年の4~5月に発売を正式発表する予定。
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ホンダがブラジルの新工場を“ついに”稼働
市場回復を受けて、2019年初旬から生産開始
ホンダは2018年4月4日、ブラジルでの4輪車の生産体制を再編すると発表した。ブラジル市場の低迷により生産開始を止めていた新工場を、2019年初旬に稼働する。当初は2015年の稼働を想定していたが、約4年の延期となった。既存工場から新工場へ車両の生産を移管するなどして効率を高め、南米市場における成長…
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エヌビディアの大崎氏、「実車走行ではまったく足りない」
自動運転の試験にはシミュレーションが不可欠
「実車による自動運転の試験では、テスト走行距離がまったく足りない」――。エヌビディア日本代表兼米国本社副社長の大崎真孝氏は、「第2回 AI・人工知能 EXPO」(2018年4月4~6日、東京ビッグサイト)の基調講演でこのように指摘した。
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マツダ「CX-8」の衝突試験、つぶれても乗員空間は確保
マツダの車両開発において、設計や開発の現場は本社であるが、衝突安全性については三次試験場が開発の主体になっている。衝突試験には、実車を実際に衝突させて調べる実車試験と、室内など再現して衝撃を加えられるようにした台上試験やキャビンだけを使ったユニット試験などがある。