ニュース解説
目次
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全自動は最高位にあらず、スマートキッチンレベルはこう決まった
クックパッドは、スマートキッチンの方向性と目標をまとめた「スマートキッチンレベル」を定義し、いわゆるフードテックに関するセミナー「スマートキッチン・サミット ジャパン2018」(2018年8月8~9日、東京ミッドタウン日比谷)で発表した。
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福井県9市町で同時システム障害、根本原因は不明
福井県坂井市など9市町で同時多発したシステム障害の波紋が続いている。2018年7月22日日曜日に9市町に関わるネットワークで接続障害が発生。翌7月23日月曜日から窓口業務などが混乱した。
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揺れる「通信の秘密」、ブロッキング問題の根幹
「現時点で海賊版3サイトをブロッキングする予定はない」――。NTTコミュニケーションズは2018年8月3日、こう主張する準備書面を東京地方裁判所に提出した。
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NAND大手が火花、中国紫光集団系の新興が参戦
「Flash Memory Summit」の基調講演から
フラッシュメモリーなどに関する世界最大級のイベント「Flash Memory Summit 2018」(2018年8月7日~9日、米国サンタクララ開催)の初日の基調講演に、東芝メモリや韓国SK hynixなどが登壇し、それぞれが自社製品をアピールした。加えて、中国Yangtze Memory Te…
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2輪車でも排ガスの不適切検査が発覚、「人の判断では限界があった」とヤマハ発が謝罪
4輪車で相次いで見つかった完成車の不適切検査が2輪車でも発覚した。ヤマハ発動機は2018年8月9日、完成車の排ガス性能を検査する工程で、基準を逸脱した不適切な検査を続けていたことを発表し、同日謝罪会見を開いた。本来は除外すべき測定結果を使っていたという。対象は6車種。いずれも性能には影響せず、リコー…
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人に依存しすぎたところに甘さ、マツダの燃費・排ガス検査不正
マツダは2018年8月9日、完成検査工程における燃費・排出ガス測定で不正があったと発表し、同日に東京都内で会見を開いた。JC08モードに基づく燃費・排ガス測定において、「速度トレースエラー」が発生した検査データを無効にしないで、有効なデータとして処理していた。
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検査の形骸化が露呈、スズキの燃費・排出ガス検査不正
主力の湖西工場で抜き取り検査の7割を超える「工程飛ばし」
スズキは2018年8月9日、完成検査工程の燃費・排出ガス測定において検査不正(以下、燃費・排出ガス検査不正)が見つかったとして会見を開いた。判断基準の理解度の低い検査員が検査を行っており、現場をチェックすべき管理者は不在。検査に関しては工場任せで、経営陣は関知しないという、同社のずさんな検査体制が…
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ロームが高音質オーディオICブランド「MUS-IC」を立ち上げ、19年夏にD-A変換器
ロームは、高音質オーディオ機器に向けたD-A変換器IC「BD34301EKV」を発表した。併せて、同社が「最高峰」と自負する音楽向けオーディオICを「MUS-IC(ミュージック)」ブランドで展開していくことを発表した。
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「ソフトなハードウエアです」、MITが織って作る電子デバイス開発
洗濯できるウエアラブル端末として、2019年明けにも商品化へ
米マサシューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)などは米国時間の2018年8月8日、LEDや受光素子(PD)などを配線と共に埋め込んだ合成繊維を織り込んで布状にした「ソフトハードウエア(soft hardware)」を開発した。
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電流2倍で抵抗半分、積層チップ内導体の新形成技術
TDKは、積層フェライト(チップ)部品の内部に形成する導体の大電流・低抵抗化技術を新規に開発、まずは「0603型」(外形寸法が0.6mm×0.3mm)チップ部品へ適用して2018年8月に量産を始めた。
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米国防総省の半導体ルネサンス計画「ERI」、Mooreの法則終焉に対応
米国防総省の研究開発期間であるDARPAは、米国半導体に新たなイノベーションをもたらす技術を開発するプロジェクト「ERI:Electronics Resurgence Initiative」を進めている。2018年7月23日~25日には、ERIの初の大型イベント「ERI Summit 2018」を…
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中小企業に予知保全は不要?
製造業に関わる経営者や工場関係者らは、「予知保全」にどのような期待を感じ、不安を抱えているのか。「日経ものづくり」が実施したアンケート調査の結果から自由記述欄をピックアップ。予知保全の必要性や導入前の課題、導入後のメンテナンスや技能伝承に対する不安など具体的な内容を紹介する。
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苦境を抜け出せるかMRAM、大手ファウンドリーが混載対応を本格化
「MRAM Developer Day」が米国サンタクララで開催
「SSDなどで徐々に採用が広がっているものの、MRAMは、正直、苦しい状況が続いている。そんな中、マイコンやSoCなどでCMOS論理回路と混載する埋め込みMRAM(Embedded MRAM)に期待している」――。2018年8月6日に米国サンタクララで開催されたMRAM関連のイベント「MRAM D…
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IoT仲間作りを急ぐ、携帯大手3社の方策
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが企業向けIoTの仲間作りを急いでいる。手を組む相手は、世界の通信大手や業界トップ企業、ベンチャーなど様々。4年後に11兆円を超える成長市場を巡り、IT大手も巻き込んだ競争が始まった。
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遅れている日本の5軸加工機導入、巻き返し図るDMG森
5軸加工機70機の無償貸与で普及を加速
DMG森精機は、「5軸加工研究会」を発足させると発表した)。製造現場における5軸加工機への関心の高まりを受け、国内での5軸加工機の普及を推進する。
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「革新的な新製品を準備中、事業改革も進める」、アシストスーツのイノフィス新社長
イノフィス新社長 古川尚史氏インタビュー(後編)
東京理科大学発ベンチャー企業で圧縮空気利用のユニークなアシストスーツ(装着型ロボット)「マッスルスーツ」を手掛けるイノフィス(東京・新宿)。2017年12月に代表取締役社長に就任した古川尚史氏は現在、新製品の準備を進めていると明らかにした。
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世界90拠点にIoT、ダイキンが「止まらない工場」
ダイキン工業が工場IoT(インターネット・オブ・シングズ)システムの構築を世界規模で進めている。工場の稼働状況をリアルタイムで一元的に収集する。2025年3月までに世界の全90拠点を接続する計画を掲げる。
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5V級全固体電池に光明、真空プロセスで界面抵抗値を低減
東京工業大学 、東北大学、日本工業大学で構成する研究グループは2018年8月6日、5V級かつコバルト(Co)フリーの正極材料を用いた全固体Liイオン2次電池(LIB)で、非常に低い界面抵抗値と超高速充放電を確認したと発表した。
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トランプ関税の発動で営業利益の2/3が吹き飛ぶ、影響が大きいスバル
「追加関税が発動された場合の影響は大きい。様々なケースを想定して対策をシミュレーションしている」──。SUBARU(スバル)取締役専務執行役員CFO(最高財務責任者)の岡田稔明氏は、2018年8月6日に開いた2018年度第1四半期(同年4~6月)の連結決算会見で、米トランプ政権が導入を検討している輸…
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東京ガスがAzureを選んだ理由、開発速度を高めるAPI基盤
東京ガスはAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)連携基盤を構築した。200以上あるシステムの機能を活用して新サービスを素早く開発しすやくする。
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