ニュース解説
目次
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中国の企業向け一体型VR用HMD新製品、日本で発売
クリーク・アンド・リバー社は、同社が販売を手掛ける中国アイデアレンズテクノロジーのVR用HMDの新製品「IDEALENS K3」を、「3D&バーチャルリアリティ展」で展示した。同製品の日本での展示はこれが初めて。クリーク・アンド・リバー社は、IDEALENS K3を2018年1月から中国で企業向け…
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「壊れないタイヤの実現へ」、ミシュランが日本で目指すこと
東中 一之(日本ミシュランタイヤ取締役副社長兼研究開発本部本部長)
群馬県太田市。SUBARU(スバル)が主力工場を構えるこの街に、タイヤ世界大手のフランス・ミシュラン(Michelin)もまた、日本での研究開発拠点を置いている。騒音や冬用タイヤの研究開発をリードし、世界に技術を発信する重要拠点だ。日本人として初めて同拠点のトップに就任した副社長の東中一之氏は、「壊…
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BroadcomをMEMS売上高トップにしたデバイスとは
調査会社のフランスYole Développement(ヨールデベロップメント)が、恒例のMEMS(微小電子機械システム)売上高ランキングの2017年版を発表した。2014年以来、首位を守ってきたドイツRobert Bosch(ボッシュ)は、とうとうその座を米Broadcom(ブロードコム)に明け…
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「賞品を送るので住所を教えて」、有名企業なりすましの偽キャンペーン相次ぐ
2018年5月以降、有名企業をかたって個人情報を盗もうとするメールが相次いで報告されている。メールには、実在しない偽のキャンペーンに当選したなどとし、賞品発送に必要な住所や氏名などを返信するよう書かれている。だまされないよう注意してほしい。
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アジア最大のモバイル見本市「MWC上海」、日本の存在感は薄かった
アジア最大のモバイル関連の国際見本市「Mobile World Congress Shanghai(MWC上海)」が、2018年6月27~29日に中国・上海で開催された。モバイルサービスの利活用が活発で、スマートフォン(スマホ)需要も巨大な中国に、携帯・通信業界を代表する大手からベンチャーまで様々…
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「戸開走行」の原因は硝酸発生によるリレー接点の動作不良
国交省、特養のエレベーター事故の調査報告書を公表
国土交通省は「青森県弘前市内エレベーター事故調査報告書」を公表した。2016年11月8日に青森県弘前市内の特別養護老人ホームのエレベーターで、扉が開いたままかごが上昇した事故に関する調査報告書だ。
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軽自動車がトップ3を占める、2018年上期の新車販売ランキング
6月は「N-BOX」が10カ月連続の首位
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2018年7月5日に発表した2018年上期(1~6月)の車名別新車販売台数によると、ホンダの軽自動車「N-BOX」が2期連続の首位となった。
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日米大手がビジネスチャット市場で激突、SlackとChatWorkが狙う客
政府が推進する「働き方改革」を追い風に、ビジネスチャットの日米大手2社が日本市場で顧客基盤を広げるための販売強化と機能拡充に乗り出した。狙うのは、これまでビジネスチャット導入のハードルがやや高かった非IT系の大企業だ。
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ヤフーがFaaS構築、アプリ開発の効率高める新環境
Yahoo! Japanを運営するヤフーが、アプリケーションをマイクロサービスアーキテクチャーで開発しやすくする基盤の整備を進めている。福田奏テクノロジーグループ システム統括本部 プラットフォーム開発本部 コンピューティングプラットフォーム部 部長は「マイクロサービスはアプリケーション開発の重要…
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「変なSIM」、どこがヘンなのか
エイチ・アイ・エスと日本通信が設立した共同出資会社、H.I.S.Mobileが海外渡航者向けの格安SIMサービス「変なSIM」を始めた。サービス開始は2018年7月1日で、75カ国・地域で使える。一体、どこが変わっているのだろうか。
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Pレンジを電動化、シェフラーが2020年以降の量産へ
ドイツ・シェフラー(Schaeffler)の日本法人はシフトレバーの機構にアクチュエーターを組み込むことで、パーキング(P)レンジを電動化する技術を開発し、試作品を披露した。2020年以降の量産を目指して開発を進め、自動車メーカーや変速機メーカーに訴求する。車両の自動運転化を契機にシェアの拡大を狙…
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スマート工場構築を支援、AI使い改善の自動化目指す
IIJのICT技術と、平田機工のものづくりの知見を融合
インターネットイニシアティブ(IIJ)と平田機工は、スマートファクトリー構築を支援するソリューション「Cognitive Factory」の提供を2018年9月1日から始めると発表した。平田機工は、自動車工場や半導体製造向けの生産設備開発を手掛ける。同社が持つものづくりのノウハウとIIJのICT技…
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採寸スーツ使ったZOZOのフルオーダー、機械学習でサイズ補正
世界に展開、10万人にTシャツとデニムパンツを無料配布
衣料品などのネット通販サイト「ZOZO TOWN」を運営するスタートトゥデイは、専用の採寸スーツ「ZOZOSUIT」で計測した体型データに合わせた服を販売するプライベートブランド「ZOZO」の新製品として、「ビジネススーツ」「ドレスシャツ」のセットの販売を2018年7月3日18時に開始すると発表し…
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[特報]トヨタの単眼カメラ、ソニー製CMOSセンサーに変更
自動ブレーキの夜間の歩行者検知性能を高める
トヨタ自動車が、先進運転支援システム(ADAS)「Toyota Safety Sense(TSS)」に使う単眼カメラのCMOSイメージセンサーをソニー製に変えたことが、日経Automotive/日経 xTECHの調べで分かった。CMOSセンサーの変更によって、同システムの主要機能の一つである自動ブ…
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研究開発成果を「Lumada」に蓄積、日立がデジタル改革
日立製作所は、2018年度(2018年4月~2019年3月)の研究開発戦略において同社のIoT(Internet of Things)基盤「Lumada(ルマーダ)」への傾注を鮮明に打ち出した。「顧客との協創で研究開発グループ発のユースケースを増やし、Lumada事業の売り上げに貢献していく」(同社…
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オムロンが「i-BELT」でコト売り強化、共創拠点も倍増へ
オムロンは2018年7月2日、生産現場向けに予兆保全や不良品防止などを目指したIoTサービス基盤「i-BELT」の運用を開始した。同年6月8日に開催した2018年度事業戦略説明会では、「i-BELTやこのサービスに関わる関連商品を合わせ、2020年度に売上500億円を目指す」(オムロン執行役員副社…
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「見る」「試す」「学ぶ」、三菱電機がFA機器に関わる新施設を開設
三菱電機は2018年7月2日、ファクトリーオートメーション(FA)による生産現場の自動化の展示・教育施設「東日本FAソリューションセンター」(東京・秋葉原)を開設した。
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BMW、日本の「MINI」にDCTモデルを設定
ビー・エム・ダブリューが2018年5月に、MINIを部分変更した。日本向けのMINIとしては初となるDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)搭載モデルを用意したのが特徴。ガソリン仕様の3/5ドア仕様とコンバーティブルにおいて7速DCTを採用した。ディーゼルは6速AT(自動変速機)を、“ジョ…
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コンテナ移行でインフラ変更の所要時間を大幅短縮、ぐるなび
レッドハットが開催した「コンテナ戦略説明会」に、レッドハットのコンテナ開発・運用環境「OpenShift」のユーザーとして、飲食店情報サイトを運営する「ぐるなび」の担当者が登壇した。ぐるなび企画開発本部開発部門インフラストラクチャサービスセクションクラウドアーキテクチャグループの小川保法氏らである…
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ステレオカメラを使うスズキの自動ブレーキ、夜間の歩行者に対応
カメラの感度を高める、小型車「ソリオ」に搭載
スズキは、ステレオカメラを使う自動ブレーキシステムを夜間の歩行者に対応させた。部分改良して2018年7月20日に発売する背高ワゴンタイプの小型車「ソリオ」と「同バンデッド」に、同システムを標準搭載する。スズキが自動ブレーキを夜間の歩行者に対応させたのは、今回が初めてである。
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