ニュース解説
目次
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MIPS ISAの無償提供が始まった
米ウエーブコンピューティング(Wave Computing)は2019年3月28日(現地時間)に、MIPS Open InitiativeのWWWサイトを更新し、MIPS ISAをはじめとするリソースを無償公開した。基本的にライセンス料やロイヤルティーはかからない。
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武蔵精密工業とイスラエル社、AI応用の自動搬送車と検査システムを開発
共同で開発会社を設立
武蔵精密工業とイスラエル・シックスアイインタラクティブ(SixEye Interactive)は、人工知能(AI)技術の製造業への応用を目指す開発会社Musashi AI(本社愛知県豊橋市)を設立すると発表した。応用例として完全自動運転可能な無人搬送車と、画像のディープラーニングによる製品外観検査…
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スタンドアローンVRも4K対応へ、中国Picoが4月末に新型HMD
中国ピコテクノロジー(Pico Technology)は、法人向けのVR用ヘッドマウントディスプレー(HMD)の新製品「Pico G2 4K」を2019年4月末に発売する。単体で動作するスタンドアローン型で、画素数3840×2160のディスプレーを搭載し4Kに対応する。中国では2019年3月に発売…
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2018年度に最も売れたクルマは「N-BOX」、2年連続の首位
5位までが軽自動車、登録車の首位は「ノート」
ホンダの軽自動車「N-BOX」が圧倒的な強さを見せた。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2019年4月4日に発表した2018年度(2018年4月~2019年3月)の車名別新車販売台数によると、N-BOXは2年連続の首位となった。
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思わず絶句、アマゾンの最新物流拠点「茨木FC」に初潜入
アマゾンジャパンは2019年4月4日、大阪・茨木の物流拠点「アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)」を初めて報道陣に公開した。最大の目玉は、倉庫内で商品棚を運ぶ自走式ロボット「Amazon Robotics(アマゾン・ロボティクス)」を導入した点だ。
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ドコモ・楽天の牙城を崩せるか、KDDIがポイント中核に経済圏拡大
KDDI(au)がポイントを中核に「au経済圏」を拡大する構想を鮮明にしている。スマートフォン決済の投入で、KDDIの携帯電話やEC、電力などの利用でたまったポイントを幅広い業種の店舗で使いやすくなる。経済圏の拡大で先行するNTTドコモや楽天の牙城を崩せるか。
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オムロン、配線が簡単なプッシュイン接続方式の制御機器群を拡大
挿し込むだけで接続完了、温度調節器など181形式で対応
オムロンは、ばね構造の配線方式「プッシュインPlus端子台」を採用したFA用制御機器群の第5弾として、温度調節器「形E5DC-B」シリーズやターミナルリレー「形G6D-F4PU/G3DZ-F4PU」シリーズなど6カテゴリー・181形式を発売した。1工程で接続できるプッシュインPlus端子台を利用す…
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「次世代ハイブリッド完成の自信」か、トヨタの特許無償提供
私はこう見る、元トヨタのエンジン技術者・愛知工業大学客員教授の藤村俊夫氏
2019年4月3日、トヨタ自動車(以下、トヨタ)はモーターとPCU(パワー・コントロール・ユニット)、システム制御などの車両電動化関連技術の特許を無償提供すると発表した。トヨタが単独で保有する2万3740件の特許の実施権を2030年末まで無償で提供する。言うまでもなく、ハイブリッド車(HEV)はトヨ…
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クラリオンを買収したフォルシア、「没入型音響や低速ADASに期待」
フランスの自動車部品大手フォルシア(Faurecia)はクラリオンの買収を完了し、2019年4月1日付で新たな事業部門「フォルシア クラリオン エレクトロニクス(Faurecia Clarion Electronics、FCE)」を設立した。FaureciaのCEO(最高経営責任者)であるパトリッ…
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最上位の「スマート治療室」が稼働、ロボットやAIを活用へ
東京女子医科大学やデンソー、日立製作所など
東京女子医科大学やデンソー、日立製作所などは2019年4月3日、東京女子医科大学に「スマート治療室」を設置したことを発表した。臨床研究として2019年2月に脳神経外科の手術を1例実施したという。
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みなとみらいで生き続ける、ThinkPad「大和研究所」の開発者魂
米IBMのパソコン事業を中国レノボ(Lenovo、レノボ・グループ)が買収したのは2005年。企業が変わっても、変わらずノートパソコン「ThinkPad」の開発を受け持っているのが、神奈川県にある「大和研究所」だ。
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トヨタ副社長、「電動化技術のシステムサプライヤーになる」
部品外販と特許無償化を発表
トヨタ自動車は2019年4月3日、電動車両向けの部品やシステムを広く外販していく方針を発表した。モーターや2次電池、PCU(パワー・コントロール・ユニット)などを他の自動車メーカーに供給する。これらの部品を使った電動車両の製品化に向けた技術サポートも実施する。関連する特許の無償提供も決めた。
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コンサル大増員で「2025年問題」に挑む、SAPジャパンが新戦略
SAPジャパンは2019年4月2日、新たなパートナー支援策である「パートナーサクセスプログラム」を発表した。実践型でプロジェクトの進め方を学ぶ講座を提供したり、SAPジャパンのコンサルタントがパートナーのプロジェクトを支援したりする。
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落ち込みが止まらない半導体世界売上高、約10年ぶりに2ケタの減少
米SIA(Semiconductor Industry Association)の発表によると、2019年2月の半導体の世界売上高は328億6000万米ドル(約3兆6600億円)であり(3カ月の移動平均、以下同)、前年同月比で10.6%減少となった。前年同月比がマイナスになったのは、前月(2019…
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インテルがFPGAブランドを一新、10nm品を19年第3四半期に出荷開始
新ブランド名は「Agilex」、3D SiP構造やメモリーコヒーレント技術を採用
米インテル(Intel)は、新たなFPGAファミリー「Agilex」を発表した。組み込み機器、ネットワーク装置、データセンターなど、データ・セントリックな機器に向ける。10nm世代のプロセス技術で製造する。最初のエンジニアリング・サンプルの出荷は2019年第3四半期で、大量生産は2020年第3四半…
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「投資は続ける」、アマゾン幹部が明かす国内アパレル戦略
東京ファッショウィークの冠スポンサーを降りる方向で最終調整に入ったアマゾンジャパンだがアパレルへの投資は続ける。同社のジェームズ・ピータース バイスプレジデントファッション事業部門統括事業本部長は「2019年における私の予算は一切減っていないし、人員も増強している」と話す。
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衝撃のAI人材25万人育成計画、裏に2つの「失策」が
政府の統合イノベーション戦略推進会議は2019年3月29日、人工知能(AI)技術を活用できる人材を年間25万人育成する大胆な戦略案を取りまとめ、公表した。今夏に正式決定する。
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内視鏡システムを「1個流し」生産、白河オリンパスの実力
1つの基板実装ラインで10種類を混流生産
内視鏡システムを生産する白河オリンパス(福島県・西郷村)が、「1個流し生産」を実現していることが分かった。オリンパスが2019年3月末に同工場を報道陣に公開して明らかになった。
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多様な操舵感を演出、NSKがステアリングに次世代制御ソフト
日本精工(NSK)は、多様な操舵(そうだ)感を演出可能な次世代のステアリング制御ソフトウエアを開発した。最大の特徴は、運転者がステアリングホイールを介して加えた操舵トルクではなく、運転者が入力した操舵角をセンサーで検出し、操舵角に見合った操舵(ステアリングホイール)の反力トルクをモーターで発生させ…
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ANAの新型機A380にJALはDXで対抗、ハワイ路線で2強が激突
日本航空(JAL)は2019年4月2日、ハワイ旅行のプロモーションにVR(仮想現実)などの技術を活用する実証実験の様子を報道関係者に公開した。2019年末にかけて、イベント会場のほか、空港の搭乗口やラウンジなどで実験を続けながら改良し、2019~2020年度の実用化を目指す。
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