ニュース解説
目次
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「トランプ関税で車両コストは6000ドル増」、日産常務
「輸入車で1台当たり6000ドル、米国で生産する車両でも部品の輸入分で2000ドルのコスト増加になる」――。日産自動車常務執行役員の田川丈二氏は2018年7月26日に開いた2018年度第1四半期の連結決算会見で、米トランプ政権が導入を検討している輸入車の追加関税について、関税が25%に上昇した場合…
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SIEMとGRCツールの連携でセキュリティー人材を有効活用、RSA
米RSAのSenior Vice President, Global SalesであるTed Kamionek氏は2018年7月第3週、シンガポールで開催されるイベントに出席する途中で日本に立ち寄り、金融機関、製造業などの主要顧客を訪問した。RSAの現在のビジネスモデル、製品の優位点、5月に適用が…
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大韓航空のエンジン火災、製造ミスによる部品破断が原因か
2016年5月に羽田空港で発生した大韓航空機のエンジン発火事故は、製造時の不具合によってタービンディスクの一部が破断したことが原因と考えられることが分かった。事故原因を調査していた運輸安全委員会が調査報告書を公開した。破断した破片がエンジンケースを貫通した際に漏れた燃料・潤滑油に引火したとみられる…
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26回落としても割れないディスプレー、サムスンが米労働省の認証取得
韓国サムスンディスプレー(Samsung Display)は2018年7月26日、同社のフレキシブル基板を用いた有機ELディスプレーが米Underwriters Laboratories(UL)の認証試験をパスしたと発表した。
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「世界初」の空飛ぶスポーツカー 予想外の価格に驚き
サムソンスカイが「EAA AirVenture Oshkosh」に出展
米Samson Sky(サムソンスカイ)は、地上走行と飛行が可能なモビリティー「Switchblade」を、2018年7月23~29日(米国ウィスコン州オシュコシュ、現地時間)まで開催される世界最大級の航空機ショー「EAA AirVenture Oshkosh」に出展した。地上走行時の時速が最大2…
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ボードゲームでプロマネ育成、日立の新たな研修ツール
日立ドキュメントソリューションズはプロジェクトマネジャー(PM)を育成するためのボードゲーム「プロ・トレZ」を開発した。このゲームでは電力プラントの建設プロジェクトを疑似体験し、PMに必要な判断力やリスク回避策、チームビルディングといったノウハウを学べる。
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よくばりセットのウイルス出現、その驚くべき攻撃手法
2018年7月、ランサムウエアとマイニングウイルスの機能を併せ持つよくばりなウイルスが出現した。2つの機能をどのように使い分けるのか。その驚くべき工夫を紹介する。
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ディーゼル再興にのろし 常識を覆すマツダ、20年規制達成へ
<前編>
ディーゼルエンジン車の販売に強烈な逆風が吹く中、マツダが再興にのろしを上げた。新開発の排気量1.8Lのディーゼルで、尿素SCRを使わずに、2020年から欧州で始まる厳しい排ガス規制を達成する見通しであることが分かった。
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遅すぎる光回線問題を解決、IPoEに参入したNTTコムの事情
1Gビット/秒の光回線を使っているのに、時間帯によっては実効速度が数十Mビット/秒しか出ない。こうしたユーザーの不満に応えるため、インターネット接続事業者(ISP)が「IPoE」という方式を使ったインターネット接続サービスを続々始めている。業界最大手のNTTコミュニケーションズもついに参入した。
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中間組み立て品“ファントム”の扱い強化、富士通の生産準備ツール
指示アニメーションを検査表と連携、結果記入が容易
富士通は2018年7月24日、組み立て生産工程での組み立て順の設計や指示書の作成ができるデジタル生産準備ツール「FUJITSU Manufacturing Industry Solution VPS」の新版「同V15L20」を発売した。生産現場に組み立て順を指示するためのアニメーションに、文書デー…
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ロードノイズを75%削減、東洋ゴムの静かなタイヤ
2019年初旬に発売へ
「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」ブランドで知られる東洋ゴム工業は、タイヤに起因する騒音を削減する技術を開発した。荒れた路面を走行した時の「コー」という低い音や、道路の継ぎ目を通り過ぎる際に発生する「パカン、パカン」という煩わしいロードノイズを、最大で75%減らせる。快適な車内空間の実現に貢…
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AMATが新技術でトランジスタ代替の超高速スイッチ開発へ、DARPAの開発を受託
電子の相転移技術「CeRAM」を採用
半導体製造装置大手の米アプライドマテリアルズ(Applied Materials、AMAT)は2018年7月24日、米国防総省(DoD)傘下の研究機関である米国防高等研究計画局(DARPA)が進める脳型(neuromorphic)チップ向けスイッチング素子の委託開発を請け負ったと発表した。
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米国の関税引き上げには供給方法の工夫で対応、三菱自の池谷氏
「米国の関税引き上げには、供給方法の工夫で対応することが考えられる」──。三菱自動車副社長CFO(最高財務責任者)の池谷光司氏は、2018年7月24日に開いた2018年度第1四半期(2018年4~6月)の連結決算会見で、米トランプ政権が導入を検討している輸入車の追加関税について、このような見方を示し…
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欧州議会がプライバシーシールド停止を決議、GDPR対策に暗雲
欧州連合(EU)の欧州議会は、米国企業が欧州市民の個人データを欧州域外に持ち出せる法的枠組みである「プライバシーシールド」について、米国が2018年9月1日までに順守できない場合、「個人情報の保護が不十分だ」として停止するよう決議した。
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空飛ぶクルマはいくらで買える?世界最大級の航空ショーで明らかに
テラフュージアが「EAA AirVenture Oshkosh」で発表
路上を走行するだけでなく、空中も移動できる「空飛ぶクルマ」の製品化がいよいよ見えてきた。米国の新興企業Terrafugia(テレフュージア)は、2018年7月23〜29日(米国ウィスコン州オシュコシュ、現地時間)まで開催される世界最大級の航空機ショー「EAA AirVenture Oshkosh」…
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NHKの常時同時配信、解禁で民放改革も待ったなし
総務省はNHKが2019年開始を計画しているテレビ放送のインターネット常時同時配信を条件付きで容認した。放送法の改定を経て、2019年度を目指して配信を開始する見込み。NHKにも大きな改革が求められる一方で、民放各社も改革を迫られることになる。
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コネクター込みの解析が可能に、ケイデンスがSigrity製品の2018年版
米Cadence Design Systems(ケイデンス)社は、「Sigrity」ブランドのプリント基板のSI(Signal Integrity)/PI(Power Integrity)解析ツール群を2018年版(Sigrity 2018)に更改した。「CDNLive Japan 2018」(2…
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インホイールモーターを内製、小型EVバイク向けに安価で実現
台湾KYMCOが搭載車両を2018年10月に発売
台湾の2輪車メーカーで最大手のキムコ(Kwang Yang Motor Co、以下、KYMCO)は、後輪に駆動用のインホイールモーター(IWM)を搭載した小型の電気自動車(EV)バイクを開発した。IWMは自社開発の内製品。コスト競争力に優れる安価なIWMを実現し、台湾・高雄市の工場で車両と共に生産…
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自動運転でタクシーよりも自家用車が遅れる理由、トヨタが講演で語る
トヨタ自動車の奥地弘章氏(常務役員)は 「自動運転技術への取組み」と題する講演を「CDNLive Japan 2018」(2018年7月20日に横浜市で日本ケイデンス・デザイン・システムズ社とイノテックが開催)で行った。自動運転の意義や実現技術の進展などを語った。
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IT大手のシニア活用策、65歳まで年収現役並みも
SCSKは2018年7月に「シニア正社員制度」を始めた。60歳以上の社員は正社員として65歳まで働け、現役並みに稼げる。新たなシニア活用策により、人材不足の解消につなげる狙いだ。
日経クロステック Special
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