ニュース解説
目次
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IT大手4社に明暗、2018年度業績予想が示す現実
国内IT大手4社の2019年3月期業績は明暗が分かれそうだ。好調組は日立製作所とNTTデータ、不調組は富士通とNECである。
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25mm厚も切断、ビーム径の制御で薄板から厚板まで対応可能に
アマダの新型ファイバーレーザー加工機
アマダは、自社製の高出力発振器を搭載したファイバーレーザー加工機「ENSIS-3015AJ (9kW・6kW)を開発した。レーザービームの制御技術によって薄板から最大25mm厚の鋼板まで幅広く加工できるとする。価格は出力9kWのタイプが1億5000万円、同6kWタイプが1億2500万円。発売は、2…
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世界初の実用化、クルマの外装樹脂部品にUV硬化塗装
日本ペイント・オートモーティブコーティングスが開発し、大手自動車メーカーが量産車に採用
日本ペイント・オートモーティブコーティングス(本社大阪府枚方市)は、紫外線(UV)硬化型着色クリヤー塗料(以下、UV硬化塗料)が自動車の外装用樹脂部品に採用されたことを明らかにした。大手自動車メーカーが量産車などのセンターピラーで実用化。その部品を、日本ペイント・オートモーティブコーティングスは「…
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半導体商社の世界大手、IoTでまとめ売り事業を強化
半導体商社大手の米Avnet(アヴネット)は、ICや電子部品を個別に販売する事業に加え、幅広い製品群を顧客ニーズに合わせまとめて提供するソリューション事業を強化する。
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データは国内に保管、グーグルがBigQueryで日本企業に配慮
「Google BigQuery」といえば、米グーグルの企業向けパブリッククラウド「Google Cloud Platform(GCP)」の中核サービスの一つ。「10億行のアクセスログを2~3秒で解析する」という高速処理が特徴のデータウエアハウス(DWH)サービスである。グーグルは2018年4月1…
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SCMソフトの老舗、IoTとAIを駆使した新サービスで反撃
1990年代後半から2000年代前半ごろに日本でも導入が相次いだSCM(サプライチェーン管理)ソフトの「i2」と「Manugistics(マニュジスティックス)」。両製品を有する老舗SCMベンダーの米JDAソフトウェアが、最新のデジタル技術をSCMに組み込むデジタルシフトを進めている。
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アウディ、次期EVに異例の誘導モーター 中国リスク回避
2025年にEV・PHEV販売で合計80万台目標
アウディ(Audi)は、2018年内に量産するEVの駆動モーターに、永久磁石を使わない新開発の誘導モーターを採用する。EVやHEVでは、小さく高トルクにしやすい永久磁石式モーターを使うのが一般的で、誘導モーターの採用は珍しい。中国に偏る磁石材料の調達リスクを避けた。走行中にモーターを停止するときの…
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スバルの米国向けPHEV、小型SUV「XV」ベースで開発
トヨタのハイブリッドシステムを改良、エンジンは「水平対向」
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1滴の水から発電・発信、電池レスの無線センシング技術を2019年にエイブリックが実用化
アナログ半導体のエイブリックは、開放電圧0.35V、発電電力1μWといった微小な電力を使ってセンシング、無線送信を可能とする技術「CLEAN-Boost」を開発し、2019年に実用化すると発表した。電池なしでの無線センシングが可能となる。まずはセンサーを建物の壁内や配管部分に埋め込み、漏水などを検…
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トヨタ注目の駐車場シェア、首位akippaがゲート式対応に
業界初、拠点数増で他社と差異化
「駐車場シェア」大手のakippaは、出口で利用料金を精算するようなゲート式駐車場でのシェアを始める。電子錠大手のアートと共同で開発した管理システム「シェアゲート」を導入し、これまでシェアができなかった駐車場を利用できるようにする。続々と同市場に参入する競合他社を、利用可能な駐車場を増やすことで突き…
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キヤノンITS、組み込み機器向けに秘密通信用プロトコルTLS1.3を実装
カメラから画像を暗号化して送出するデモを実施
キヤノンITソリューションズは、セキュリティーの必要な通信に使われるプロトコル「TLS(Transport Layer Security)」の新版「同1.3」によるデモを「第7回IoT/M2M展【春】」(2018年5月9~11日、東京ビッグサイト)で実施した。TLS 1.3は2018年3月28日に…
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工場IoT化を実地検証で支援する手法、アライドテレシス
生産技術者とデータサイエンティストのギャップを埋める
アライドテレシス(本社東京)は、生産現場のIoT化を仮説立案と実地検証によって支援する方法論「ATIIoT-SP(Allied Telesis Industrial IoT Standard Process for Problem-Solves、課題検証標準化手順)」の概要をこのほど明らかにした。同…
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「評価はやはりバツだった」、トヨタ社長が決算でコメント
インプルーブメントがイノベーションにつながる
「(評価は)やっぱりバツだったのかなと思った」――。トヨタ自動車社長の豊田章男氏は2017年度(2017年4月~2018年3月期)の決算会見で、同社の現状をこのように振り返った。
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「2030年にインドで500万台の販売体制を作る」、スズキ会長が方針
「2030年にインドで500万台の販売体制を作る必要がある」──。スズキ会長の鈴木修氏は、2018年5月10日に都内で開いた2017年度(2017年4月~2018年3月)の連結決算会見で、インド事業に関する長期的な方針を示した。
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「北米事業の収益改善を進める」、トヨタ副社長の小林氏
「北米事業を立て直すプロジェクトに着手した。2020年度には営業利益率を8%に高める」。トヨタ自動車副社長の小林耕士氏は、2018年5月9日に開いた2017年度(2017年4月~2018年3月)の連結決算会見でこのように述べた。
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森永乳業の情報漏洩、正確な情報が少ない訳
森永乳業は2018年5月9日、同社の通販サイト会員の情報が漏洩した可能性があると公表した。だが、被害人数が報道によって大きく異なる。漏洩した可能性のある情報に会員のメールアドレスやパスワードなどが含まれているかどうかも明らかにしていない。どうしてもっと正確な情報が出てこないのか。
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「トヨタらしさが表れ始めた決算」、トヨタ社長の豊田氏
2018年3月期の決算説明会で語る
「たゆまぬ改善という『トヨタらしさ』が表れ始めた決算ということになるでしょう」。2018年3月期の決算説明会に登場したトヨタ自動車社長の豊田章男氏は、今回の連結決算をこう評した。
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宇宙探査も民間主導、日本も5年で1000億円投資
[宇宙ビジネス・ビッグバン]再エネと同じ轍踏むべからず
いよいよ官主導から民主導へと変わりつつある「宇宙産業」。衛星などの民間企業による活用が活発になる中、次のターゲットである「宇宙探査」への進出も始まりつつある。
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Tポイント会員のデータ活用コンテスト、目玉は「委託モデル」の採用
CCCマーケティングは2018年4月21日、Tポイントカード会員約6500万人分の購買データなどを基に新たな事業企画を競うコンテスト「DATA DEMOCRACY DAYS」の審査会を開催した。
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電源不要のクルマ検知センサー、駐車場向け
工業用精密部品を手掛けるアダマンド並木精密宝石は、時間貸し駐車場などに車両が停まっているか否かを確認するセンサーを無電源で実現、製品化した。
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