ニュース解説
目次
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日清・双日・小学館らが続々と脱PPAP、2023年に求められるのは安全+利便性
2022年は企業の「脱PPAP」の動きが特に目立った。Webサイトで脱PPAPの宣言を出した企業は49社確認できた。その中には日清食品ホールディングスや双日、小学館といった著名企業も目立つ。
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「EVシフト」で進化する工作機械、加工現場に訪れた変革の好機
「日本もようやくEVに大きくかじを切った」――。日本工作機械工業会会長の稲葉善治氏は期待を込めてこう話す。ガソリン車からEVへの大転換「EVシフト」は、自動車部品の製造に欠かせない工作機械にとって、EV部品の増産に向けた設備投資や、新たな加工に対応するための機械更新といった大きな需要が期待できる。
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国内自動車産業のEVシフト鮮明に、市場拡大見越し新事業開拓へ
調査テーマ:クルマの電動化の進展に伴う事業への影響
自動車の電動化の進展に対応して事業を変化させる動きが着実に進行している。内燃機関車向けの事業が縮小するとみられる一方で、新規事業開発への取り組みや、工場、検査設備、工作機械の導入といった投資が進むようだ。
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新型「シビックタイプR」、あえてタイヤを小径化した理由
ホンダが2022年9月に発売した高性能ハッチバック「シビックタイプR」。新型は、タイヤを先代型の20インチから19インチに小径化した。昨今新型車は、性能向上や見栄えを良くすることを目的に、大径化させるのが主流だ。それではなぜ、新型シビックタイプRはあえてタイヤを小径化したのか。そこには、“大衆車”…
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ペロブスカイト利用タンデムセルで世界記録続々、ドイツHZBは変換効率32.5%
ペロブスカイト太陽電池とシリコン(Si)系太陽電池、あるいは、2種類のペロブスカイト太陽電池を使うタンデム型太陽電池の変換効率がここにきて急伸している。
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日立がベンチマークする米コグニザント、日本でM&Aを見据える理由
日立製作所の小島啓二社長が米Accenture(アクセンチュア)と共にベンチマークしていると明かすITサービス企業がある。米Cognizant Technology Solutions(コグニザント・テクノロジー・ソリューションズ)だ。
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東洋紡が東洋紡システムクリエートを吸収合併へ、相次ぐ「システム子会社解散」のわけ
東洋紡は2022年12月26日、システム子会社の東洋紡システムクリエートを2023年4月1日付で吸収合併すると発表した。子会社に所属する約120人のIT人材を本体に集約し、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を加速する方針だ。
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OMOTENASHI月着陸失敗の原因を推定、スラスターの動作不良で姿勢を喪失か
宇宙航空研究開発機構(JAXA)・宇宙科学研究所(ISAS)は2022年12月19日、超小型探査機「OMOTENASHI」の月着陸失敗について、探査機の姿勢を制御するスラスター(噴射で姿勢を変更する小型ロケット)の動作不良で姿勢を崩したことが原因と推定されると発表した。
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ホンダと日産がHEV専用エンジンを新開発、世界の需要増に対応
ホンダと日産自動車が、ハイブリッド車(HEV)専用エンジンを新開発した。環境規制を背景にパワートレーンの電動化が進む中、電気自動車(EV)と共に販売台数を伸ばしているのがHEVだ。ホンダと日産は、新開発の専用エンジンを強みに、世界的なHEV需要の増加に対応する。両社の新エンジンに共通する特徴は、汎…
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中外製薬が浮間工場をデジタル化、現場の働き方改革へ3つの新システムが威力
中外製薬が製薬の生産性を高めるため、デジタル技術の活用を推し進めている。浮間工場にいる約700人の従業員に向け、教育系システム、計画系システム、遠隔支援システムの3つのシステムを構築。2022年10月に稼働した。新システムによる業務改革で、生産性向上とコンプライアンス対応、働き方変革を推進する。
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東芝が量子ドット越えの超高効率赤色蛍光体、マイクロLEDなどに利用へ
東芝は2022年12月、紫外線(UV)の照射で赤色に強く発光する「透明蛍光体」を開発し、サンプル出荷を開始した。
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TSMCの抵抗変化型メモリー、Infineonが微細化見据え車載マイコンに
ドイツInfineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、同社の車載マイコン「AURIX」に台湾TSMC(台湾積体電路製造)の抵抗変化型メモリー(ReRAM)を集積することになったと2022年11月25日(現地時間)に発表した。ReRAM集積のAURIXのサンプルチップ…
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新型レクサスRX、2.0GPa級ホットスタンプ材を日本製鉄から調達
トヨタ自動車が全面改良して2022年11月18日に日本で発売した中型SUV(多目的スポーツ車)の新型「レクサスRX」は、引っ張り強さが2.0GPa級のホットスタンプ材(高張力鋼板の熱間プレス材)をボディー骨格に適用し、軽量化と衝突安全性能を両立させた。2.0GPa級のホットスタンプ材は日本製鉄から…
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ルネサスが車載SoCのAI処理に向け、フィックスターズと3つのツールを開発
ルネサス エレクトロニクスとフィックスターズは、ルネサスの車載SoC(System on a Chip)「R-Car」におけるAI(人工知能)/機械学習(以下、AI)処理の最適化に向けて、3つのソフトウエアツールを共同開発した。AIを使う自動運転やADAS(先進運転支援システム)の高度化や、ルネサ…
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気軽に試せる小型量子コンピューター、24年にも登場
国内のメーカーや研究機関を中心に、簡易的な演算や導入検討に使える小型量子コンピューターの開発が進んでいる。産業技術総合研究所(産総研)は、半導体技術を応用した小型量子コンピューター向けチップを試作した。量子関連のスタートアップ企業などと連携し、2024年にも小型量子コンピューターを開発する計画だ。
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ソニー系が3Dセンサー素子「SPAD」の性能改善、ARや自動車向け
ソニーグループ傘下で半導体を手掛けるソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)とその子会社であるソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(以下、SSSグループ)は、3次元(3D)センシング向け半導体素子の性能を大幅に高めた。AR(拡張現実)や自動運転などで求められる、屋外での高精度な3D測定…
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「認知行動療法」サポートの治療用アプリに実用化の動き、不眠障害や片頭痛にも
プログラム医療機器として承認を受けたアプリ(治療用アプリ)を使い、心理療法実践のサポートを目指す動きが活発化している。サスメドが手掛ける不眠障害を対象とした治療用アプリが、早ければ2023年1月中にも正式に承認される見込みだ。
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「シビックタイプR」のターボエンジン、譲れなかったNAの高回転・高レスポンス
ホンダが2022年9月に発売した高性能ハッチバック「シビックタイプR」。パワートレーンには、排気量2.0Lのターボエンジンを搭載する。先代型のエンジン骨格を基本としながら、ターボチャージャーの設計やエンジン制御を変更した。「新型のターボエンジンが目指したのは、自然吸気(NA)エンジンのような高回転…
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IBMが半導体の知財ビジネス拡大へ、ラピダスへの2nm提供で弾み
米IBMの半導体戦略が注目されている。独自に開発した2nm世代半導体の技術を、日本で先端半導体を手掛ける新会社Rapidus(ラピダス、東京・千代田)にライセンス提供し、次世代半導体の実用化を目指す。半導体の設計開発に特化して技術力を磨き、半導体メーカーなどへの知財ライセンス提供で利益を得るビジネ…
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新型レクサスRXがADASセンサー刷新、衝突回避性能を強化
トヨタ自動車が全面改良して2022年11月18日に日本で発売した中型SUV(多目的スポーツ車)の新型「レクサスRX」は、先進運転支援システム(ADAS)用センサーを変更して予防安全性能を強化した。検知機能を高めた単眼カメラとミリ波レーダーを採用し、前方車両や後方車両との衝突回避性能などを向上させた…
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