ニュース解説
目次
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「EV化は追い風にしかならない」、DMG森精機社長
「クルマの電動化の動きは、技術と需要の動向をきちんと考えていければ、(工作機械メーカーにとって)追い風にしかならない」――。DMG森精機取締役社長の森 雅彦氏は、電気自動車(EV)へのシフトは工作機械メーカーにとって大きなビジネスチャンスになるとの見解を示した。
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森友文書でも発覚、繰り返される墨塗りPDFファイルからの情報漏洩
中央省庁や地方自治体が文書をPDFファイルで公開する際、個人情報などが書かれた部分を閲覧できないように墨塗りすることがある。ところが最近、公開したPDFの墨塗り部分を閲覧できてしまう事故が立て続けに発生した。それはどうしてか。
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店舗の顔はITで作る、キリンビールが精度9割の画像解析システム
キリンビールは2018年5月に小売店の「棚割り」のデータを自動生成する画像解析システムを稼働させた。データ分析で提案力を高め、小売の売り上げアップにつながる効果的な棚割りを効率よく作るのが狙いだ。
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複合現実に賭けるマイクロソフトの執念、HoloLensの課題
「現場で働く20億人を対象にできる。開発者にとって大きなチャンスだ」。日本マイクロソフトのソフト開発者向けイベント「de:code」の基調講演で、米マイクロソフトの幹部は、現実の世界とデジタルデータを融合させる「MR(複合現実)」技術の業務への適用をこう呼びかけた。
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Unityで手軽にBIMデータ活用、インポート機能を強化
ゲーム開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、建築物のBIMデータをUnityに手軽に取り込むための追加機能「Unity BIM Importer」を公開した。既存のBIMデータビューワーを利用し、BIMソフトウエアから出力したビューワー用ファイルをUnityに取り込…
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「今後5年で急成長」、車載Ethernetに懸けるマーベル
1Gビット/秒対応のPHY用ICがJASPARから準拠認定
米Marvell Semiconductorは、同社の車載Ethernetの物理層(PHY)用IC製品「88Q2112」が、日本の自動車メーカーなどで構成する業界団体JASPAR (Japan Automotive Software Platform and Architecture) の適合性試…
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電子部品通販のマウザー、日本での昨年度売上が55%増
電子部品のインターネット販売大手である米マウザー・エレクトロニクス(Mouser Electronics)は、2018年5月24日に東京都内で記者会見を行い、2017年度の日本国内売り上げが55%増加したことを発表した。
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遅れ目立つGDPR対応、便乗した詐欺行為も発生
2018年5月25日、「忘れられる権利」で知られるGDPR(一般データ保護規則)の適用が始まった。GDPRの施行をきっかけにグーグルなどが相次いでプライバシーポリシーを改訂。だが、多くの企業は対応が遅れているのが現状だ。
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ソフトバンクがスマホ販売で不適切な行為、総務省が行政指導へ
総務省は、ソフトバンクがスマートフォンの販売で不適切な行為を行っていたとして、近く行政指導する。ソフトバンクが指針に直接抵触しないような形で、販売店に端末の値引きやキャッシュバックを指示していたことを問題視した。
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「計測モジュールが箱モノのように使える」、NIが顧客の要望に応えて新ソフトウエア
米National Instruments社は、同社にとって最大のプライベートイベント「NIWeek 2018」を本社のあるテキサス州オースチンで5月21日~24日に開催している。同イベントでは毎回、複数の新製品が発表される。今回プレスリリースが出た新製品は5つあった。
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「VRどうなる?」「PS5はいつ出る?」、ソニーのゲーム事業責任者が回答
SIE CEOの小寺剛氏の講演・インタビューから
2018年度〜2020年度までの3年間の「第三次中期経営計画」を発表したソニー。同計画で金融事業を除いた各事業の営業利益目標を発表した(関連記事)。その中でCMOSイメージセンサーに次ぐ「稼ぎ頭」が、「プレイステーション」プラットフォーム(基盤)を主体とした「ゲーム&ネットワークサービス」事業である…
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時速160kmの高速車両のカメラから自由視点映像合成、OKI
OKIはNTTドコモと共同で、時速160kmで高速走行している車両に取り付けた4台の車載カメラの映像からリアルタイムに360°の自由視点影像を合成できるシステムの実験に成功した。東京ビッグサイトで開催中の無線技術の展示会「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2018」(会期:2018年5月23~25日)…
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IoT向け無線LANでデジタルツイン、富士通とモバイルテクノが開発
富士通とモバイルテクノは、自律的に最適化する機能を備える無線LAN「WLAN-Advanced」を「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2018」(2018年5月23~25日、東京ビッグサイト)に参考出展した。工場のスマート化や建設・建築現場の進捗管理といったIoT(Internet of Thin…
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[特報]ダイキンがIoTシステムにAWSを採用、世界中の空調機つなぐ
ダイキン工業が、世界中の空調機をつなぐIoT基盤システムの構築にAmazon Web Services(AWS)を採用する。2018年5月24日までに日経コンピュータの取材で分かった。新しいIoT基盤システム「Daikin Global Platform」を2020年度にも稼働させる計画である。
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富士通がシェアリングサービスに照準、脱SIを加速
富士通が2018年6月から、洋服を貸し出す「アパレルシェアリング」向けの新たなITサービスに乗り出す。富士通は拡大する市場に照準を合わせて「脱SI」をもくろむ。
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「名刺や会議、メールのムダを破壊せよ」、メルカリの研究組織が初イベント
メルカリは2018年5月21日、同社の研究開発組織「R4D」による初主催のイベントを都内で開いた。同組織は2017年末に発足し、「Development(開発)」「Design(設計)」「Deployment(実装)」「Disruption(破壊)」という4つの「D」の要素を軸に研究開発を行っている…
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ドライバーとクルマのやりとりをリアルに評価するシステム、マツダがNI製品ベースに構築
現行のCX-8やアテンザなどの開発に適用
マツダは、ドライバーとクルマのやりとりを一括評価できるシステムを開発した。デンソーのロボットや米National Instruments(NI)社製の計測制御モジュールなどで構成した評価システムである。現在市場に出ている世代のクルマの開発時から適用を始めており、CX-8やアテンザなどに今回のシステム…
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自動運転の開発段階で起きた3件の死亡事故をどう捉えるか
完全自動運転の商用化まで後2年、数100億マイル、公道で数億マイル走る?
米ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies、以下Uber)をはじめ、自動運転車で死亡事故が発生したことで、自動運転技術の安全性を不安視する声が出てきた。一方で、自動運転の技術は日進月歩で進んでいる。今後の自動運転の技術開発やビジネス展開はどうなるのか。「技術者塾」の講座「最新版 …
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デンソーが自動運転の重要技術、運転者の状態監視を後付けで
既存のバス・トラック向けに普及を狙う
デンソーは2018年5月15日、トラックやバスなど商用車向けに運転者の状態を監視するシステム「ドライバーステータスモニター(DSM)」を発売した。後付けのアフター品として実現したのが特徴だ。2014年から完成トラック・バスメーカーに納入を進めている従来品を改良し、カメラでの検知能力を高めて安全性を向…
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交通機関のデータはトイレ難民を救うか、オープンデータ活用コンテストの成果
首都圏の鉄道やバス、航空の事業者が公開したデータを活用したアプリやアイデアを競うコンテスト「東京公共交通オープンデータチャレンジ」の表彰式が2018年5月15日に開催された。公共交通事業者に継続的なデータの公開を促すため、早くも2018年7月に第2回のコンテストを開催する。
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