ニュース解説
目次
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KDDIが踏んだ地雷、ドコモ「ahamo」が壊したもう1つの秩序
「Amazonプライムとネットフリックスをセットにした5G(第5世代移動通信システム)プランだ。最強の組み合わせではないか」――。こんな掛け声が会場にむなしく響いた。KDDI(au)が2020年12月9日に発表した新料金プランについてだ。
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銅からアルミへ、車用ハーネスに“主役交代”の声 24年ごろか
アルミニウム(Al)を電線の導体に用いる自動車用ワイヤハーネスの需要が高まっている。一般的な銅(Cu)電線を用いるものに比べて30~40%の軽量化が可能。CuからAlへ、ワイヤハーネスの“主役”が数年以内に交代すると予測する声が聞こえてきた。
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究極の高精度「きさげ加⼯」はなぜ不可能を可能にする?
「きさげ加工」をご存じだろうか。先端に刃物を備えた棒状の工具を使って手作業で表面を高精度に仕上げる加工法である。高い精度の平面度、具体的には1m2あたりの凹凸が10μmを下回るような精度を実現でき、半導体製造装置や工作機械の摺(しゅう)動面など、高い精度が必要な部品の製造で使われる。
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ワクチン流通も脱ファクスへ、厚労省が支援システムの開発で狙う雪辱
厚生労働省は新型コロナウイルス感染症向けワクチンの流通を支援・管理する新システムの開発に着手した。希望する国民が速やかにワクチン接種を受けられるよう流通の効率化をシステム面で支援する。
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三菱自、小型SUV「エクリプスクロス」のPHEVを発売
三菱自動車は2020年12月4日、小型SUV(多目的スポーツ車)「エクリプスクロス」を大幅改良して日本で発売した。プラグインハイブリッド車(PHEV)を追加したのが最大の特徴である。同社のPHEVは、中型SUV「アウトランダーPHEV」に次ぐ2車種目となる。
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東芝の燃えない水系新型電池、蓄電設備から危険物の表示なくなる
リチウムイオン2次電池(LIB)の一種であり、安全性が非常に高いとされている「水系LIB」が、実用化に大きく前進した。東芝は2020年11月、試作した水系LIBの性能を公開し、従来の課題だったサイクル寿命が大きく伸びて、2000回以上充放電できることを示した。現時点では4cm角の小型セルの段階だが…
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小学生No1プログラマー決定戦、必修化とコロナで何が変わったのか?
小学生No.1プログラマーを決める「Tech Kids Grand Prix 2020」の最終選考会が2020年12月6日に東京・渋谷で開かれ、グランプリは小学4年生の川口明莉さんに決まった。2020年は小学校でプログラミング教育の必修化が始まった一方で、新型コロナウイルス感染症拡大によって対面で…
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天才プログラマー謹製LGWAN向けテレワークシステム、460自治体が使い始めた裏側
全国460自治体で2020年11月27日、LGWAN(総合行政ネットワーク)を使ったテレワークがスタートした。遅まきながら自治体職員はLGWANの接続を前提とした各種業務を自宅から行えるようになった。
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サイバー攻撃で学ぶ「セキュアコーディング演習」、東大発ベンチャーが5万円から提供
東大発のベンチャー企業であるFlatt Securityが安価なサイバー攻撃演習のeラーニングを開始した。市場より安価な学習の場を提供し、Webアプリの脆弱性根絶を目指す。
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2020年の太陽電池市場、「単結晶」が市場を独占
成長株の「n型」を牽引するテクノロジーは?
米太陽光発電市場のリサーチ・コンサルティング会社・SPV マーケットリサーチが2020年10月に発行した太陽光発電市場レポートによると、2020年第1四半期から第3四半期(1月~9月)における世界における結晶シリコン型太陽光パネルの出荷量は、なんと83%を単結晶シリコンテクノロジーが占めたという。
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「容量市場は総括原価方式に戻るためのツールだった」
容量市場・スペシャル対談(前編)
容量市場の初回結果は約定価格の高さから、大きな議論を呼んでいます。電力自由化や再エネの普及など、電力システムを取り巻く環境は変化しています。容量市場の本来の目的は何だったのか。エネルギー戦略研究所の山家公雄所長と、みんな電力の三宅成也取締役による対談の前編です。
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「名門百貨店」復活の起爆剤となるか、三越伊勢丹が異例のオンライン接客
三越伊勢丹は2020年11月25日、旗艦店である伊勢丹新宿店で、オンライン接客による店頭商品の販売を始めた。独自開発したスマホアプリを顧客に使ってもらい、チャットやテレビ電話機能を通じて同店の販売スタッフが接客する。コロナ禍で店舗への来店客が減る中、ネットによって顧客との接点を増やす狙いだ。
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「ahamoショック」にMVNOは耐えられるか、mineoが月200円上乗せで5G対応
関西電力系のMVNOであるオプテージ(大阪市)が2020年12月1日、5G(第5世代移動通信システム)によるデータ通信サービスを提供し始めた。利用者が携帯大手3社の回線から選べるのが特徴だ。料金の安さだけではない独自のメリットを顧客に訴求し、大手や競合MVNOとの差異化を図る。。
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返納せずサポカー限定免許に、AI教官が高齢者を指導 21年冬から
AI(人工知能)が教官となって、高齢者が運転を続けられるようにする――。2021年冬、「AI教習システム」を導入した高齢ドライバー講習が福岡県の自動車教習所で動き出す。
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一般道でも自動運転「レベル3」、三菱電機が車両制御技術を開発
三菱電機は、一般道における「レベル3」以上の自動運転に向けた経路の生成技術と車両の制御技術を開発した。一般道における自動走行の精度を高められるシステムで、大きな舵角(だかく)で旋回する場合や急な操舵(そうだ)が必要な場合などでも、リアルタイムで作成した経路を滑らかに高精度で追従できる。AI(人工知…
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材料を変えるだけで効率が上がる、東芝がモーター向け新磁性材
東芝は、従来材料を置き換えるだけで鉄道車両向けモーターの効率を向上させる新しい磁性材料を試作した。「磁性くさび」と呼ばれるもので、鉄道車両の駆動用モーターとして主流の誘導式モーター(IM)に適用した場合、「永久磁石同期モーター(PMSM)に迫る高効率を狙える」(東芝)という。
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「バイオエレクトロニクス」の競争激化、アステラス製薬が体内埋め込み機器に参入へ
疾患が原因で動きにくくなった体の一部を動かすために、手術で極小デバイスを体内に埋め込み刺激を与える――。このような極⼩サイズの医療機器の開発が進んでいる。
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分かりにくい「実質再エネ」表示に制度変更
FIT電気に再エネ電力、再エネ特定卸供給まで弁護士が一気に解説
11月から再エネ指定の非化石証書の発行が始まりました。これに伴い、電力・ガス取引監視等委員会は、「FIT電気」と再エネ指定非化石証書を組み合わせた電力の表示を、現状の「実質再エネ」ではなく、「再エネ」と表示できるようにするかどうかを検討しています。制度変更の内容は?
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トヨタ「ヤリス」、3カ月連続トップ 20年11月の新車販売
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2020年12月4日に発表した同年11月の車名別新車販売台数によると、登録車と軽自動車を合わせた総合順位で、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が3カ月連続で首位となった。
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パナソニックに芽吹く樋口流、顔認証クラウド事業の「OS化」で現場改革へ
パナソニックが顔認証技術の「オープン戦略」に乗り出した。率いるのは日本マイクロソフトの元社長、樋口泰行氏だ。企業の現場業務プロセスの改革を掲げ、パソコン用OSとして世界を制したWindowsのごとく、顔認証技術をあまねく現場に広げられるか。
日経クロステック Special
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