ニュース解説
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「48VマイルドHEV、2030年に世界で24%へ」、ヴァレオが予測
モーターを共通化し、コスト下げる
ヴァレオジャパンは48V電源に対応したマイルドハイブリッド車(HEV)への取り組みについて、2018年5月16日に開かれた日経Automotive主催のセミナー「クルマの電動化、最前線」で講演した。
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電子文具「ポメラ」に、初めて電子ペーパーが採用された理由
キングジムは、テキスト入力に特化した電子文具の新製品「デジタルメモ 『ポメラ』 DM30」を2018年6月8日に発売する。ポメラシリーズとしては初めて、ディスプレーに台湾イーインク(E Ink)社の電子ペーパーを採用した。
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日立と手を組みAI導入、新日鉄住金が先進ITでモノ作り改革
新日鉄住金が攻めのIT活用に舵を切る。IoTやAIを活用しモノ作りの現場の生産性向上や働き方改革に取り組む。旧新日本製鉄と旧住友金属工業の経営統合から5年半。これまで進めてきたシステム統合に一定のめどが立ったと判断した。
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富士通がアジャイル開発ラボ、米国ノウハウ取り込みSI事業強化へ
富士通がSoE領域のSI案件獲得に本腰を入れる。ラボを開設し、ユーザー企業のエンジニアとアジャイルプロジェクトを推進するための体制を整備した。
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富士通が次世代スパコンの一部を披露、エクサ級マシンになるか
富士通は2018年5月15日、同社が開発したスーパーコンピューター「京」の後継機「ポスト京」向けマイクロプロセッサーやボード、ラックなどを報道陣向けに公開した。「ポスト京の公開はこれが初めて」(富士通)。
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「VRやMRでカイゼン」、トヨタが活用事例を紹介
トヨタ自動車は、2018年5月7~9日に都内で開催された米ユニティ(Unity)のゲーム制作ツール「Unity」の開発者向け会議「Unite Tokyo 2018」で、VR(仮想現実感)やMR(複合現実感)の活用事例について講演した。登壇した同社エンジニアリング情報管理部 情報管理企画室主幹の栢野…
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新サービス創出の鍵に、デンソーの新型ドラレコ
価格は約6万円、機能で他社と差異化
デンソーは社用車向けの統合型ドライブレコーダー(ドラレコ)を開発し「ジャパントラックショー2018(2018年5月10~12日、パシフィコ横浜)」で披露した。カメラによる進行方向の撮影機能に加えて、LTE回線を使った通信機能などを備える。ドラレコを経由して車両の情報を吸い上げ、新たなサービスの創出に…
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日産、「プロパイロット」搭載車を北米で追加
日産自動車は北米市場において2018年後半に、高速道路の単一車線における自動運転システム「プロパイロット」搭載車を追加する。米国ではSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)の「ローグスポーツ(Rogue Sports)」、カナダでは同「キャシュカイ(Qashqai)」に搭載する。
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ストレージ管理API「Swordfish」は2019年に実用化、SNIA会長
ストレージベンダーの業界団体「SNIA」(Storage Networking Industry Association)は現在、次世代データセンター向けのストレージ管理API、ストレージシステムのエネルギー効率を測定するベンチマークテストなどの標準化に取り組んでいる。講演のために来日したSNIA…
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カドカワ川上量生社長が語る、サイトブロッキングの必要性
出版事業や動画配信事業を運営するカドカワの川上量生社長が日経 xTECH/日経コンピュータの取材に応じ、著作権侵害コンテンツを多数掲載した海賊版サイトへのアクセスを遮断する「サイトブロッキング」を政府が容認するに至る経緯と、将来の望ましい法制度について語った。
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好調ドコモの知られざる武器、150人のデータ分析部隊とダッシュボード120種類
NTTドコモは2010年代に入り、データ分析を強化するため専任部隊を増強してきた。データ分析組織に相当する「情報戦略担当」は2009年に約50人だったが、2018年春には約150人体制と3倍になっている。
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NECが「虎の子」を社外へ切り出し、新データ分析会社に託された使命
NECは2018年4月26日、AI(人工知能)とビッグデータを使った予測分析の自動化技術を社外に切り出し、米シリコンバレーに新会社「dotData(ドットデータ)」を設立すると発表した。虎の子の新技術とその開発者を社外へ切り出し、連結対象外とすることも辞さないという手法は新規事業の新たな育成モデル…
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AMD、GPU統合型のビジネス向けMPU「Ryzen Pro」を発表
米Advanced Micro Devices(AMD)社は2018年5月14日(米国時間)に、ビジネス向けMPU「Ryzen Proプロセッサー」のラインナップに、GPU統合タイプ(同社のいうAPU)の製品を追加した。GPU統合タイプのRyzen Proは全部で7製品あり、うち3製品がモバイル(…
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富士通がデジタルアニーラのクラウドサービス開始、秋には第2世代も投入
1500人態勢で「量子コンピューターを実用性で超える」とアピール
富士通は2018月5月15日、イジングマシン型専用コンピューターである「FUJITSU Quantum-inspired Computing Digital Annealer(DA)」の「デジタルアニーラ クラウドサービス」および、解きたい問題の定式化などアプリケーション開発も支援する「デジタルアニ…
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ベルニクス、14nmプロセスのFPGAに向けた350A出力の降圧型DC-DCモジュール
ベルニクスは、14nmプロセス技術で製造したFPGAなどに向けた降圧型DC-DCコンバーターモジュール「BDXシリーズ」を発売した。一般に半導体製造プロセス技術の微細化が進むと、FPGAなどのデジタルICに電力を供給する電源回路(POLコンバーター)には、電源電圧の低減、供給電流の増加、負荷過渡応…
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「米国事業は19年度まで収益性を優先」、日産社長の西川氏
「2018年度と2019年度の2年間は、販売台数よりも収益性を優先する」。日産自動車社長兼CEO(最高経営責任者)の西川広人氏は、2018年5月14日に横浜市内の本社で開いた2017年度(2017年4月~2018年3月)の連結決算会見で、米国事業の立て直し計画を示した。
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「クレージー」と言われる切削加工
大槇精機が目指す「付加価値高めた金属アート」
5軸加工機などを活用した、複雑な形状の金属切削加工を得意とする大槇精機の製品は、海外の展示会ではエンジニアや職人から『クレージー、アメイジング』と言われる。
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IT大手4社に明暗、2018年度業績予想が示す現実
国内IT大手4社の2019年3月期業績は明暗が分かれそうだ。好調組は日立製作所とNTTデータ、不調組は富士通とNECである。
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25mm厚も切断、ビーム径の制御で薄板から厚板まで対応可能に
アマダの新型ファイバーレーザー加工機
アマダは、自社製の高出力発振器を搭載したファイバーレーザー加工機「ENSIS-3015AJ (9kW・6kW)を開発した。レーザービームの制御技術によって薄板から最大25mm厚の鋼板まで幅広く加工できるとする。価格は出力9kWのタイプが1億5000万円、同6kWタイプが1億2500万円。発売は、2…
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世界初の実用化、クルマの外装樹脂部品にUV硬化塗装
日本ペイント・オートモーティブコーティングスが開発し、大手自動車メーカーが量産車に採用
日本ペイント・オートモーティブコーティングス(本社大阪府枚方市)は、紫外線(UV)硬化型着色クリヤー塗料(以下、UV硬化塗料)が自動車の外装用樹脂部品に採用されたことを明らかにした。大手自動車メーカーが量産車などのセンターピラーで実用化。その部品を、日本ペイント・オートモーティブコーティングスは「…