ニュース解説
目次
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社会変化に対応できる理工学人材を育成
龍谷大が「先端理工学部」設置構想、課程制度を理工系学部で初採用
龍谷大学は現在の理工学部を改組し、「先端理工学部」を開設する構想を明らかにした。2019年4月に文部科学省へ設置を届け出て、翌2020年4月に新学部を開設する計画だ。新学部では、カリキュラムの充実や教育環境の整備を進めるとともに、国内の理工系学部で初めて「課程」制度を導入するなど教育制度を見直す。
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イマジオム、30万円からのソフト作成サービス
著作権移管をなくし低価格化
イマジオム(本社茨城県日立市)は、製造業向けソフトウエア作成サービス「おまかせソフト」と、ソフトの発注サポートサービス「ソフト発注士」を2019年2月4日から提供する。新サービスを利用することで、コストを抑えながらソフトを活用した自動化・省力化を図れるという。
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低消費電力技術で用途拡大、ルネサスの産業分野向け「e-AI」戦略
ルネサス エレクトロニクスは2019年1月21日、「インダストリアルソリューション事業」の報道機関向け説明会を開催した。マイコンに人工知能(AI)の機能を実装する「e-AI」のロードマップを示すとともに、e-AIを活用したモーター制御などのデモンストレーションを披露した。
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「50個の手口からサイバー攻撃を検知」、三菱電機の車載セキュリティー技術
三菱電機は2019年1月22日、車載情報機器のサイバーセキュリティーを強化する技術を開発したと発表した。実用化時期は未定だが、「2019年以降の開発案件に適用する」(同社)という。
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寛容というより諦め、個人情報漏洩の妥当な補償額
相次ぐ個人情報の漏洩事件。情報処理推進機構(IPA)は一般のユーザー1万人を対象に、個人情報を漏洩された場合の妥当な補償額を尋ねた。果たして、その金額はいくらだったのだろうか。
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ロームが小型パッケージ向けウェッタブルフランクを開発、車載カメラ用MOSFETを投入
ロームは、新しいウェッタブルフランク構造を採用した車載用MOSFETを開発し、2019年1月16日〜18日に東京ビッグサイトで開催された「第11回[国際]カーエレクトロニクス技術展」で展示した。パッケージは、実装面積が1.6mm×1.6mmと小さいDFN1616である。特徴は、130μmという表面…
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自動車のリアランプをアニメーション表示に、オンセミがLEDドライバーICを開発中
米ON Semiconductor(オン・セミコンダクター)は、自動車のリアランプでアニメーション表示を可能にするLEDドライバーIC「NCV7685」を開発し、2019年1月16日〜18日に東京ビッグサイトで開催された「第11回[国際]カーエレクトロニクス技術展」で展示した。いわゆる「RCL(リ…
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どうなる米インテルのOptaneメモリー、製造会社の全株式を米マイクロンが取得へ
米Micron Technology(マイクロン)社は、同社と米Intel(インテル)社との合弁企業である米IM Flash Technologies社に関して、Intelが保有するIM Flashの株式を15億米ドル(約1644億円)で買収することを発表した。IM Flashは両社が共同で開発し…
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「日本はコネクテッドカーやMaaSへの関心が薄い」、KPMGが指摘
KPMGモビリティ研究所は2019年1月15日、スイスのKPMGインターナショナル(KPMG International Cooperative)が毎年実施しているグローバル自動車業界調査の2019年度版「KPMG Global Automotive Executive Survey 2019」を…
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村田がアンテナモジュール、60GHz帯802.11adで100m伝送
村田製作所は、60GHz帯向けのRF(無線周波)アンテナモジュールを開発、量産を始めた。免許不要の無線LAN規格「IEEE802.11ad」に対応しており、1チャネル当たり最大4.62Gビット/秒のデータ伝送が可能である。5G(第5世代移動通信システム)の基地局間通信など幅広い用途での採用を見込む…
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ぬいぐるみに埋め込むだけで対話型ロボットに、VAIOが汎用プラットフォームを提供開始
VAIOは、対話型ロボットを対象とする「ロボット汎用プラットフォーム」の提供を開始した。ロボットの開発およびサービス運用に必要なハードウエアやソフトウエア、クラウドサービスなどを包括的に提供する。同社はロボットを含む電機製品のEMS事業を手掛けており、同プラットフォームによってロボット開発のハードル…
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CCCがマルチポイント化で劣勢に、ファミマがTポイント・ジャパン株売却へ
ファミリーマートが共通ポイント「Tポイント」運営会社の株式売却を検討していることが日経 xTECH/日経コンピュータの取材で明らかになった。引き金を引いたのはファミマがTポイントに加えて、楽天とNTTドコモの共通ポイントを採用する方針を固めたことにある。企業が複数ポイントを導入する「マルチポイント…
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車載Ethernet通信を取り回します、STマイクロがPOWERマイコンの最終世代品
STマイクロエレクトロニクスは、伊仏合弁STMicroelectronics社の車載マイコンを使った車内ネットワークのデモンストレーションを、「オートモーティブ ワールド 2019」(2019年1月16日~18日に東京ビッグサイトで開催)に構えた同社ブースで実施した。「いよいよ車内ネットワークにE…
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「MaaS車両は100Tバイト積む」、WDが車載向けに3次元NANDフラッシュを提供
米ウエスタンデジタル(Western Digital、WD)プロダクトマーケティング担当ディレクターのラッセル・ルーベン氏は「オートモーティブ ワールド2019」(2019年1月16〜18日、東京ビッグサイト)の関連セミナーで車載向けの3D-NANDフラッシュ技術について講演した。
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「演算性能では勝負しない」、インフィニオンの車載マイコン戦略
ドイツ・インフィニオン・テクノロジー(Infineon Technologies)は「オートモーティブ ワールド2019」(2019年1月16〜18日、東京ビッグサイト)の会場で車載マイコンの事業戦略を発表した。先進運転支援システム(ADAS)や自動運転技術の普及に伴い、車載マイコンの重要性は高ま…
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富士通、AIを活用した3D類似形状検索エンジンを開発
富士通はAI(人工知能)を活用し、立体形状が似ている部品やユニットを検索できるシステムを開発、「第3回スマート工場EXPO」(2019年1月16~18日、東京ビッグサイト)で出展した。2019年1月末をメドに製品化する予定という。「設計中の部品と類似形状の部品を自動的に検索し、そこにひも付いている…
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パナソニック、人体通信を応用しセル生産の作業を記録
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、人体の至近距離のみにデータを伝送できる人体通信を応用し、セル生産の作業者の作業内容を記録する「作業動態把握」システムを「第3回スマート工場EXPO」(2019年1月16~18日、東京ビッグサイト)で参考出展した。所定の部品入れから部品…
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ロビット、AIと市販のセンサーやカメラで独自のピッキングシステム
薄板部品もつかめる「PIQ」を参考出展
ロビット(本社東京)は、ピッキングシステム「PIQ」を「第3回 スマート工場 EXPO」に参考出展した。市販のToF(Time of Flight)方式の赤外線距離センサーとCCDカメラ、ロボットを組み合わせたシステムで、「従来は対応できなかった難しいピッキング対象のワークを扱える」(同社)という…
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武藤工業、PCなどのエンプラで造形できる3Dプリンター
高温設定が可能なヘッドとテーブルで対応
武藤工業(本社東京)は、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)での造形が可能な3Dプリンターの最上位機種「MF-2500EP II」を発売した。材料押出法(FDM方式)の3Dプリンターで、最大造形サイズはX300×Y300×Z300mm。デュアルヘッドを採用しており、高速で出力できる。
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あの「toio」がついに再始動、開発チームごとSIEに移籍
2019年3月20日に「新型」を発売、プログラミング楽しむ新タイトルも
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、体感型玩具「toio(トイオ)」を日本で2019年3月20日に発売する。toioはもともと、ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program(SAP)」を通じて製品化・事業化が進め、2018年1月に初期予約分…
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