ニュース解説
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天丼てんや新店舗は「現金お断り」、ロイヤルHDが展開
ロイヤルホールディングス傘下のテンコーポレーションは「天丼てんや」で現金を取り扱わない完全キャッシュレスを導入する。2018年10月2日より「天丼てんや」の浅草雷門店で始める。
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サイトブロッキング法制化、中間まとめは先送り
政府の知的財産戦略本部が2018年9月13日に開催した「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議(タスクフォース)」第8回会合は、事務局が中間取りまとめに向けたまとめ案を提示したものの、ブロッキング法制化の方向性をめぐり委員間の対立が解消せず、取りまとめは次回へ持ち越しとなった。
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BorgWarnerの排気熱回収技術、燃費8.5%改善 RDEにも対応
米ボルグワーナー(BorgWarner)は、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)向けに排気熱回収システム(EHRS:Exhaust Heat Recovery System)を開発した。すでに米国メーカーのHEVへの採用が決まっており、搭載車は2019年初頭には量産が始ま…
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帯域110GHzオシロにアップグレード可能な新機種、米キーサイトが発表
米Keysight Technologies(キーサイト)社は、同社のリアルタイムオシロスコープのハイエンド製品「Infiniium UXRシリーズ」のラインアップを拡充した。最上位機種のUXR1104Aは4チャネル機でリアルタイム帯域幅は110GHzと広く、サンプリング速度は256Gサンプル/秒…
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京都大学子会社の「京大オリジナル」、いったい何をする会社なのか大西取締役に聞いた
京都大学が2018年6月1日に設立した100%出資の事業子会社 京大オリジナル株式会社(京都市、宮井均社長)。どんな事業構想を持つ企業なのか、同社取締役で関西TLO前社長の大西晋嗣氏に話を聞いた。
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山形カシオ新工場、部品から完成品まで高級時計を一貫生産
クリーン度高める空調と免震構造を導入
カシオ計算機は、国内生産拠点の山形カシオ(本社山形県東根市)で2018年5月に稼働させた時計専用の新工場をこのほど公開した。歯車、ローター、文字盤などの部品と、腕時計のエンジン部に当たるアナログムーブメントおよび、高級腕時計の完成品の組み立てまでを一貫して手掛けるのが特徴だ。
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NTTデータが新卒通年採用を検討、経団連中西発言で再び
NTTデータが新卒採用において通年採用の検討に入る。日経コンピュータの取材で明らかになった。日本経済団体連合会(経団連)の中西宏明会長が就職活動の時期などを決める「就活ルール」の廃止に言及したことを受け、早くも動き出す。
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鉄道総研、“いつもと違う振動”を機械学習で捉えるシステム
営業車両実験で故障50日前の予兆検出が可能
鉄道総合技術研究所は機械学習の考え方を利用して異常な振動を検出する「状態監視システム」を開発、営業列車での実験で故障の予兆を50日前から捉えていたと明らかにした。広い周波数の振動を捉えて、いつもと同じか違っているかを検出できる。異常を検出したら他の方法で詳細に分析するなどして不具合部位を特定する、…
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ソフト開発への危機感が足りない、Jenkins開発者川口氏が警鐘
「先進的なソフト開発手法の導入で日本と世界の差が広がっている」。CI(継続的インテグレーション)ツール「Jenkins」の開発者である川口耕介氏は警鐘を鳴らす。2018年9月23日に開催する「Jenkinsユーザ・カンファレンス 2018 東京」に先だって、日経 xTECHのインタビューに答えた。
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スタジアムを稼げる場に パナソニックとぴあ、ウエアラブルで「チケット電子化」
「政府が2015年時点で5.5兆円だったスポーツ市場を2025年に15兆円に拡大する目標を立てているように、スポーツ産業は大きな可能性を秘めている。しかし、このような成長を実現するには新たな事業モデルの創出が不可欠だ」
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「エッジでも冗長性が不可欠に」、ストラタスが高可用性サーバーを発売
日本ストラタステクノロジー(米Stratus Technologiesの日本法人)は、エッジコンピューティング向けサーバーシステムの新製品「ztC Edge 100i」の日本での販売を2018年9月19日に始めた。工場やビル管理、交通分野などの需要を見込む。
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空スペース、深溝玉軸受、複列アンギュラ玉軸受と完全互換のADBを開発
空スペースは、ADB(Autonomous Decentralized Bearing =自律分散式転がり軸受)の新製品として、深溝玉軸受と複列アンギュラ玉軸受を開発した。
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空スペース、小径のADBアンギュラ玉軸受をサンプル出荷
空スペースは、ADB(Autonomous Decentralized Bearing =自律分散式転がり軸受)の新製品として、外径が6.35mmという小径のアンギュラ玉軸受「ADB-R418Z」のサンプル販売を始める。ADBは保持器なしで玉同士を非接触にする技術を使った軸受で、損失を小さくできる…
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LPGエンジンで駆動する非常用発電機、ワイ・ジー・ケーが投入
燃料劣化の課題を解決
ワイ・ジー・ケーは、LPG(液化石油ガス)を燃料とする非常用発電機を開発した。大規模災害による停電時に信号機の電力を確保するなど、BCP(Business Continuity Plan)全般に使えるように設計した。
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ドコモとソフトバンクとの違い、KDDIのデジタル新拠点
KDDIが、5GやIoTを活用して法人ユーザー向けにサービスやソリューションを開発する新拠点「KDDI DIGITAL GATE」を2018年9月5日、東京・虎ノ門に開設した。高橋誠社長は「IoTや5Gで業務の効率化、収益モデルの変革、新ビジネスの創造などを進めていく」と意気込む。
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クルマに本気で取り組みます、米テクトロニクスが自動車向け事業の基本戦略
計測器大手の米Tektronix(テクトロニクス)社が、自動車向け事業の基本戦略を語った。来日した同事業の責任者であるSudipto Bose氏(General Manager of Automotive and Power Business)に話を聞いた。
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チップから基地局まで5Gで一気通貫のサムスン、巨大ブースで猛アピール
「MWC Americas 2018」から
韓国Samsung Electronics(サムスン電子)グループの米Samsung Electronics North Americaは、2018年9月12~14日まで米国ロサンゼルスで開催されたモバイル関係の展示会「MWC Americas 2018」で、5G通信向け基地局を中心に、自社のスマ…
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「静かさ」の価値鮮明に、ブリヂストンが冬用タイヤで攻勢
タイヤ世界首位のブリヂストンが冬用タイヤで攻勢をかける。競争軸は走行時の静粛性だ。2017年秋には、従来よりも約3割静かな新モデルを発売。好調な販売数を記録し、冬用タイヤの国内市場で17年間連続の首位を走る。自動運転化や電気自動車(EV)化によって、走行中の「静かさ」の価値は一層高まる見方が強い。静…
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蚊をまねた“痛くない”採血に 関西大学が開発
蚊に血を吸われるときには痛みを感じないように、採血も痛くなくなれば良いのに――。誰もがきっと一度は考えることだろう。このような願いを叶える、蚊の生体模倣技術(バイオミメティクス)を用いた無痛採血システムを、関西大学が「イノベーション・ジャパン2018」(2018年8月30日~31日、東京ビッグサイ…
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マイクロLEDは100型以上のビデオウォールから
IMID 2018報告、シンポジウム総括編
ディスプレー技術の国際会議「18th International Meeting on Information Display(IMID 2018)」(2018年8月29~31日、韓国・釜山)のシンポジウムは、8つの会場で3日間、同時に進行された。筆者は有機EL(OLED)、フレキシブル、マイクロ…