ニュース解説
目次
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回生に対応した2出力ブレーキペダルセンサー
アルプス電気は、自動車のブレーキペダルの踏み込み角を2系統個別に検出し出力するセンサーの量産を始めた。1系統のセンサー信号はブレーキランプの点灯制御、もう1系統は回生ブレーキの制御に使える。
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新たな攻撃ランサムハック、GDPRが脅しの材料に
「EU一般データ保護規則(GDPR)」を脅しの材料に使い、身代金を要求する新たなサイバー攻撃手法「ランサムハック」が登場した。管理する個人情報の棚卸しや持ち出されたデータの把握といった対策が求められている。
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IT機器の第三者保守でコスト8割減、日本郵便の試行錯誤
日本郵便がハード保守費の8割削減に「宣言」通り成功した。製造元とは無関係の専業に委託する第三者保守に切り替えた。高止まりしていた日本企業のIT保守費が下がり、ベンダーに打撃が及ぶ可能性が高まってきた。
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軽自動車の牙城を「ノート」が崩す、8月の新車販売ランキング
N-BOXは12カ月連続の首位、カローラも健闘
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2018年9月6日に発表した2018年8月の車名別新車販売台数によると、ホンダの軽自動車「N-BOX」が12カ月連続で首位となった。
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「曲面」で競う液晶技術、主戦場はクルマに
車載ディスプレー開発の最前線を追う
欧州の高級車メーカーを中心に、曲面形状の車載ディスプレーを採用する動きが活発になってきた。自動運転車や電気自動車(EV)の普及を見据えて、車内空間の快適性や先進性を重視した車両開発が進んでいるからだ。液晶技術を提供する2次部品メーカーとして、ジャパンディスプレイ(JDI)やシャープなどが名乗りを上げ…
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ウーバーが考えるシームレスな移動とは
米ウーバー テクノロジー(Uber)が考えるシームレスな移動とは「1つのアプリだけで済むことだ」(同社 Head of AviationのEric Allison氏)。
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IoT停留所が福岡に、バス時刻表の貼り替え不要に
西鉄バスがIoTを活用したスマートバス停の運用を始めた。クラウドから時刻表データを配信して紙の貼り替えをなくす。2019年4月から本格的に導入する計画だ。
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サーバーを液体に浸す、富士通が新冷却システムで狙う市場
富士通はサーバーを丸ごと液体に浸して冷却する液浸冷却システムの販売に乗り出す。近く発売し、2018年11月末に提供を始める見込み。これまで液浸冷却システムを手掛けるベンチャー企業はあったが、コンピュータメーカーが本格的に参入するのは初めて。冷却にかかる消費電力を空冷式に比べて約8割削減できる。サー…
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マイクロLED・ミニLEDに熱狂、台湾ディスプレー展
Touch Taiwan 2018報告
台湾・台北市で2018年8月29~31日に開催されたディスプレー関連の展示会「Touch Taiwan 2018」は、「マイクロLED」や「ミニLED」の展示に沸いた。地元台湾の液晶パネル大手の友達光電(AU Optronics:AUO)、群創光電(Innolux)、中華映管(Chunghwa P…
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MSやHTCも参画、VR/ARに向けたクロノスのAPI「OpenXR」
「支持層がどんどん広がっている」。米Khronos Group(クロノス)が標準化を進めるVR/ARなどのXRに向けたランタイムAPI「OpenXR」について、KhronosのPresidentのNeil Trevett氏(米NVIDIA社、VP Developer Ecosystem)がこう語っ…
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ウーバーの空飛ぶクルマ、日本がサービス候補地に
米ウーバー テクノロジーズ(Uber)が2023年の商用サービス開始を目指す空のライドシェア「uberAIR」。日本でも同サービスが実現する可能性が出てきた。
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勘や経験の経営から大転換、Jリーグ川崎、分析ツールでグッズ売り上げ「正確予測」
最近では日本のプロスポーツチームでも、戦術の構築や選手のコンディション管理などにIT(情報技術)を導入するチームは珍しくなくなった。そして、テクノロジー活用の波は、“経験と勘”が支配していた経営にも及びつつある。
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水中をたゆたう“イクラ”、水質浄化や癒し系インテリアに応用
水の中で、白い“イクラ”がゆっくりと浮いたり沈んだりしている――。北海道科学大学は、イースト菌の発酵を利用して水中で自律的に浮き沈みを繰り返すゲルビーズを開発、「イノベーション・ジャパン2018」で展示した。河川や湖沼、大型タンクなどの水質を浄化するシステムを撹拌(かくはん)機構なしに実現できるほ…
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協働ロボ、「導入拡大する」が9割超え、独自調査で高い期待(速報値)
日経ものづくり「協働ロボット活用の現状と期待」調査の中間結果を先行公開
人手不足への対応策として、今後は協働ロボットを導入する工場が増える。ただし、高い価格が導入の最大のネック――。こんな実態が日経ものづくりの独自調査で浮かび上がった。
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サムスンのEUV専用工場、2019年に完成し2020年から量産
Samsung Foundry Forum(SFF) 2018-Japan開催
韓国Samsung Electronics(サムスン)社の半導体受託製造部門(Samsung Foundry)は、2018年9月4日に東京・品川でプライベートイベント「Samsung Foundry Forum(SFF) 2018-Japan」を開催した。それに先立って、報道機関向けの説明会も同じ…
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IT巨人が「IoT総取り」へ、堅調シーメンスが見せる危機意識
ドイツSiemens(シーメンス)が、自社IoT(Internet of Things)基盤の強化を急ぐ。これまで産業用IoTで共存関係にあったIT企業のエッジ分野への進出に備え、この分野で確かな地位を築くためだ。同じく産業用IoTに活路を見いだす日本のメーカーにとっても、Siemensの状況は対岸…
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マツダ、改良型ロードスターRFは音も違う
高性能エンジンにふさわしい力強さ目指す
2018年7月、マツダが大幅な部分改良を施して発売した、小型オープンスポーツカー「ロードスターRF」(図1)。同車の最大の改良点は、排気量2.0Lエンジンにおける高回転・高出力化だ。だが、実はエンジン音にもこだわった。
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三菱がヘッドライト新制御技術、光を当てずに歩行者検知
三菱電機は、ロービームのヘッドライト照射エリアよりも遠方を遠赤外線カメラで撮像し、ハイビームで歩行者をまぶしくさせることなく、認識する技術を開発した。捉えた歩行者にはスポット照射し、運転者に注意を促すとともに、歩行者には車両の存在を知らせる。
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JPCERTサイトのアクセス遮断、原因はソフト会社のミス
2018年8月中旬、あるウイルス対策ソフトが、日本の代表的なセキュリティ組織であるJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)のWebサイトをフィッシングサイトと判定してアクセスを遮断した。一体、何が起こったのだろうか。
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モデルチェンジへの対応は?異常時にどうなる? 生産ライン自動化への不安
日経ものづくり調査「生産ラインの自動化」のコメントまとめ
製造業に関わる経営者や工場関係者らは「生産ラインの自動化」にどのような期待を感じ、不安を抱えているのか。日経ものづくりが実施した「生産ラインの自動化」に関するアンケート調査の結果から自由記述をピックアップ。多品種少量生産への対応や異常発生時への備えに対する不安など、具体的な内容を紹介する。