ニュース解説
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売れている「Oculus Go」、映像視聴に特化し手軽なHMDに
2018年5月に米オキュラスVRが発売したスタンドアロン型HMD「Oculus Go」は、これまでVR用HMDを購入しなかったユーザーの手にも届き始めている。現時点では出荷台数を公表していないが、中国市場だけで約10万台が販売されたようだ。特徴である手軽さは、過去の調査データから映像視聴に特化した…
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「今はホワイト企業の代表」、日本電産株主総会で「永守節」全開
日本電産は2018年6月20日、京都市で第45期定時株主総会を開催した。同社の創業者である永守重信氏が登壇し、今後の事業計画などを解説。同日に、取締役会での決議を経て、吉本浩之氏が代表取締役社長 兼 最高執行責任者(COO)に就任。この結果、永守氏は社長から退き、会長 兼 最高経営責任者(CEO)…
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NTTがテラヘルツ波で100Gbps、多重は無し
NTT先端技術集積デバイス研究所と東京工業大学は、テラヘルツ波を利用した無線通信でデータ伝送速度100Gビット/秒を実現したと発表した
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パナソニック、「AI関連人材の獲得は予想以上に順調」
パナソニックは報道関係者向けの技術戦略説明会で、AI関連人材1000人を獲得、または育成する計画が当初の目標を上回る勢いで進んでいることを明かした。
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ダイハツ、女性向け軽自動車「ミラトコット」を発売
「ココア」の後継車、低燃費よりも“安心”を重視
ダイハツ工業は2018年6月25日、新しい軽自動車「ミラトコット」を発売した。「ミライース」の派生車で、2018年2月に生産を終了した「ココア」の後継車になる。初めてクルマを買う若い女性などをメーンターゲットにして、月間3000台の販売を目指す。
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図研プリサイト、文書からAIで重要語句を抽出するシステムを10月発売
品詞を細かく分けすぎないで文書本来の意味を捉える
図研プリサイトは企業内外の技術文書からナレッジを抽出して管理・活用するシステム「Knowledge Explorer」を2018年10月1日に発売する。ナレッジ抽出の処理に人工知能(AI)を適用したのが特徴だ。
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サーバーのアクセラレーションをスムーズに、CCIX BS 1.0がリリース
サーバーにFPGAなどのアクセラレーターをスムーズに接続するための規格「Cache Coherent Interconnect for Accelerators:CCIX」(「see 6」(シーシックス)と読む)。その第1弾である「CCIX Base Specification 1.0」がリリース…
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取り残されてきた水管理、稲作現場で期待集める農業IoT
どこでもネットにつながる「IoT」。次の成長分野として注目を集めているIoTを、農業の分野で活用しようという取り組みが始まった。インターネットイニシアティブ(IIJ)は静岡県などと共同で、稲作の水管理にIoTを活用する実証実験を実施している。
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対岸の火事ではない、ディノス・セシールを襲った新型リスト攻撃
通販大手ディノス・セシールは2018年6月2日にWebサイト「セシールオンラインショップ」が不正アクセスを受け、顧客情報が流出した可能性があったと6月6日に発表した。手口は「リスト攻撃(リスト型アカウントハッキング)」の一種だが、過去の事例と比較して巧妙化した「新型リスト攻撃」と言えるものだった。
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大量サーバーの引っ越し完了にメド、GMOメディアの奮闘
GMOインターネットは、グループ全体でデータセンターの移設・集約に取り組んでいる。グループの1社であるGMOメディアもデータセンターの移設に伴い、サーバーの移設作業を余儀なくされた。移設対象は物理サーバー約450台。しかしその移設作業は一筋縄ではいかなかった。
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ブロッキングの法制化めぐり火花、海賊版サイト対策の検討始まる
政府の知的財産戦略本部は「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議(タスクフォース)」の第1回会合を開催した。海賊版サイトへのアクセス遮断(サイトブロッキング)を含む海賊版対策について、9月中旬ごろに中間取りまとめ案を提示する予定だ。
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富士通がクラウド刷新でメガ追撃、基幹システム争奪戦で背水の陣
富士通は2018年6月22日、従来のクラウドサービスを「FUJITSU Cloud Service」として刷新すると発表した。FUJITSU Cloud Service K5やニフクラ(NIFCLOUD)など既存クラウドサービスのブランドを一本化したうえで、基幹系システムのクラウド移行に向けて機能…
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最新鋭の技術で業務用エアコンを造り始めたダイキン工業
国内25年ぶりのエアコン新工場が稼働
日本で25年ぶりのエアコンの新工場──。ダイキン工業が業務用エアコン(ビル用マルチエアコン)を生産する新しい工場「堺製作所 臨海工場 新1号工場」を設立し、2018年6月18日から稼働を開始した。新商品「VRV-X」と「同A」を1年当たり6万台生産する。IoT(Internet of Things…
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記者がアウトバーン激走、2輪車向け安全技術を試した
Boschが開発、DucatiとKTMが2020年に実用化
死亡事故のリスクは4輪車の20倍――。こんな話を聞いた直後、記者は2輪車でドイツの高速道路「アウトバーン」に繰り出した。2輪車大手のイタリア・ドゥカティ(Ducati)とオーストリアKTMが2020年に実用化する機能を、いち早く試せることになったのだ。
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危険な.menと.click、6割以上が悪質サイト
URLやメールアドレスに使われるドメイン名の最後に付く文字列であるトップレベルドメイン。セキュリティ組織のThe Spamhaus Projectによると、.menや.clickといったトップレベルドメインを持つWebサイトの6割以上が危険な悪質サイトであるという。
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複数の分身や第3の腕を作り出す、東大らの「人間拡張研究」本格始動
ロボットやAIと融合して人間が自由自在に行動できるようになることを支援する拡張技術。これをを研究開発する「JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト」が、2018年6月15日に都内でシンポジウムを開催した。研究総括を務める東京大学 先端科学技術研究センター 教授の稲見昌彦氏は、登壇した様々な分…
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チケット価格を1席ごとに調整、三井物産連合が中核システムを米国から輸入
三井物産など3社は2020年にも、スポーツやエンターテインメントなどの興行チケットで、客席1席ごとに異なる料金を設定する変動価格制(ダイナミックプライス)を始める。このほど日経コンピュータの取材で明らかになった。2023年にチケット1000万枚を販売し、取扱高で500億円を目指す。
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AIとIoTで子供を見守る、インフラ大手が担ぐサービスの可能性
AI×IoTで子供の居場所を自動通知、東京ガスなど大手が売り出す――。家電ベンチャーのBsizeが開発した、AIやIoTを使った子供見守りサービス「GPS BoT」を大手インフラ企業が続々と担ぎ始めた。国内外で一気に広がる可能性がある。
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仮想通貨の無断採掘を警察が一斉摘発、ウイルス罪適用には異論も
Webサイト運営者がサイト訪問者の端末を無断で利用して仮想通貨を獲得する行為について、警察機関が一斉検挙に乗り出したことが議論を呼んでいる。警察庁は「閲覧者に対して明示せずにマイニングツールを設置した場合、犯罪になる可能性があります」との見解を公開。さらに全国の10県警が16人を検挙した。
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日本のキーサイトが作る精細波形表示の電流計、100Aの大電流に対応しクルマもカバー
キーサイト・テクノロジーは、ダイナミックな電流波形を精細に表示できる計測器「デバイス電流波形アナライザ CX3300シリーズ(以下、CX3300)」の測定レンジを最大100Aに広げた。CX3300は、一般的な計測器では雑音に埋もれて見ることができないような精細な波形を表示できることが特徴で、2年前…