ニュース解説
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無人運転トラックにエヌビディアのAIコンピューターが採用
高速道では原則的に「レベル5」の自動運転、一般道では遠隔操作
自動運転のスタートアップ企業であるスウェーデンEinride Truckは、米国サンノゼで米エヌビディア(NVIDIA)が開催中の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC)2018」において、無人運転トラックの試作車を公開した。乗員室がない荷室だけの電気自動車(EV)で…
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「日本を勉強したよ!」 アマゾンEchoの国内一般販売開始
招待ユーザーの実データを集め、日本語の理解力や日本向け機能を向上
米アマゾン・ドット・コムの日本法人アマゾンジャパンは、同社のクラウドベースの対話型AI(人工知能)「Alexa(アレクサ)」に対応するAIスピーカー「Amazon Echo」シリーズを日本で一般向けに販売開始した。2018年3月30日から同社のECサイト上で予約受付を開始し、2018年4月3日に出…
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ペット心身データの解析、シャープが事業化へ
シャープは、ウエアラブル生体センサーでペットを計測し、得られたデータから体と心の健康状態を定量化して活用する事業を構築し始めた。まずは動物病院やペットショップなどに生体センサーシステムをデータ解析アルゴリズムとともに提供する。その後、ペットを飼う一般家庭へも販売していく。
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女性の心をつかめるか、インスタ映えはAIにお任せ
「Instagram(インスタグラム)」で人気が出る「インスタ映え」するよう投稿内容を自動調節するサービスが始まる。人気投稿の写真や腕の良い運用マネジャーのスキルをAIに学ばせ、狙った層に「うける」ハッシュタグや写真の選定を自動化する。インスタに集まる女性の心をAI(人工知能)でつかめるか。
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トヨタとスズキ、インドで相互OEMに踏み切る“危機感”
インド市場で、トヨタ自動車とスズキの思惑が一致した。両社は2018年3月29日、インドで完成車を互いにOEM(相手先ブランドによる生産)供給することで基本合意したと発表した。
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産業用制御システムに深刻な脆弱性、シスコ年次レポート
シスコシステムズ執行役員セキュリティ事業担当の田井祥雅氏は2018年3月27日、シスコシステムズの「年次サイバーセキュリティレポート(2018年度版)」発表会の席上、工場などで稼働する制御システムがセキュリティー上の大きな問題になっていると警告した。
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ウーバーの死亡事故は自動運転を殺すのか?
背景に企業間の実力の差、基準づくりが進む可能性
米ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies、以下Uber)の自動運転車が起こした死亡事故。夜間における公道での実証実験中に一般人をはねた。現地警察が事故発生時の生々しい車両カメラの映像を公開したこともあり、自動運転技術の安全性を不安視する見方も出てきた。Uberの事故をどう捉え、…
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ボルボが“最量販”SUV「XC40」、中国車両とPF共用し低コスト化
新プラットフォーム「CMA」を採用
スウェーデン・ボルボ(Volvo)の日本法人は2018年3月28日、新型の小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「XC40」を発売した。Volvoが小型車向けの開発した新プラットフォーム「CMA(Compact Modular Architecture)」を使うのが技術的な特徴。価格は…
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「中国の日帰り出張を当たり前に」、ANAやホンダなどがビジネスジェットの国内普及を図る
双日とは新会社を設立
ANAホールディングスは、ビジネスジェット事業に注力する。日本企業の中で同事業の経験が豊富な双日と共同で、2018年夏を目標に新会社「ANAビジネスジェット」を設立してビジネスジェットを活用したチャーター手配事業に乗り出す。
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設備障害の復旧を迅速化、TMEICが遠隔支援サービス
東芝三菱電機産業システム(本社東京、以下TMEIC)は、プラント設備のアフターサービスを提供する遠隔支援の拠点として、同社の東京・府中事業所内に「グローバルリモートサービスセンター(Global Remote Service Center:以下、GRSC)」を2018年3月28日に開設し、サービス…
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Alダイカスト材「ADC12」を3Dプリンターで造形する技術
白銅と東京理科大、キヤノンMJが共同で開発
白銅と東京理科大学、キヤノンマーケティングジャパンは共同で、ダイカスト用アルミニウム合金である「ADC12」(Al-Si-Cu系合金)を3Dプリンターで造形することに成功した。白銅は2018年4月から、金属3DプリンターによるADC12の造形サービスを開始する。
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「実験を継続する前に事故に学ぶ」、エヌビディアCEOが言及
「実験を継続する前に事故から学ぶため」──。米エヌビディアCEO(最高経営責任者)のジェンスン・フアン(Jensen Huang)氏は、米国サンノゼで開催中の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC)2018」の会場において、自社で行っていた自動運転車の公道実験を中断…
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エヌビディア、自動運転車を遠隔操作するデモ
緊急時の介入などを想定
米エヌビディア(NVIDIA)は、米国サンノゼで開催中の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC)2018」において、VR(仮想現実)技術を活用して自動運転車の加減速と操舵を遠隔操作するデモを見せた。
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なぜ運行停止できなかったのか、新幹線台車事故で有識者会議が報告書
人的要因を中心に5つの提言
2017年12月に発生した新幹線「のぞみ34号」の台車亀裂トラブルに関し、「新幹線重大インシデントに係る有識者会議」がまとめた報告書が公開された。なぜ新大阪駅までに新幹線の運行を止められなかったのか。社外の委員らの意見を中心に、報告書ではこれまでの西日本旅客鉄道(JR西日本)の対応を評価・検証する…
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可食プリンターをIoT化し不具合を抑制
食用インクで食品に絵や文字を描く可食プリンターの開発を手掛けるニューマインド(本社東京)は、複数のセンサーを追加するなどしてIoT化した製品に力を入れていると明らかにした。センサーからのデータを基に不具合の兆候などを早期に検出する。2018年1月からIoT強化版可食プリンターの出荷と保守サービスを…
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仮想通貨を不正に採掘する話題のウイルスに感染してみた
「パソコンを操作していないにもかかわらす冷却ファンが回りっぱなし。CPU使用率を調べてみたら100%に近い」。そんな場合、マルウエアが仮想通貨のマイニングを裏でこっそり実行している場合がある。ユーザーのパソコンの演算能力を不正な金もうけに悪用しているのだ。
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エヌビディア、「実験の手順やガイドラインを見直す」
ウーバー事故を受け、より信頼性向上に注力
米エヌビディア(NVIDIA)は2018年3月27日(米国時間)、自動運転車の実証試験に向けたVR(仮想現実)シミュレーションシステムを開発したと発表した。米国サンノゼで開催中の開発者会議「GPU Technology Conference(GTC)2018」の基調講演で、同社CEO(最高経営責任者…
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エヌビディア、自動運転の公道実験を中断
ウーバー事故被害者への弔意を示すため
米エヌビディア(NVIDIA)は、米国内の公道で行っている自動運転車の実証実験を中断した。米ウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)の自動運転車が起こした歩行者死亡事故を受けた措置である。再開の予定は未定という。
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ADASカメラの電源向けインダクター、「2012」で0.5mm厚に
TDKは、車載電子回路の電源向けインダクターに小型低背品を追加した。ADAS(先進運転支援システム)用カメラのDC-DC変換器と組み合わせる用途で、カメラモジュール基板の省スペース化の要求が高まるとみたため。今回追加したのは、実装寸法が2.0mm×1.25mmの「2012型」で、0.5mm厚の積層品…
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パナソニックとNECが「空飛ぶクルマ」開発を相次ぎ支援
パナソニックとNECは、電動の乗用飛行機を開発する活動への支援・協力をそれぞれ発表した。支援先・協力相手は、2020年に「空飛ぶクルマ」の実現を目指す開発活動「CARTIVATOR(カーティベーター)」の運営主体である一般社団法人「CARTIVATOR Resource Management(カー…