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展示物の保存条件で照明を使い分け

 全ての展示ケース照明は、様々な展示物の保存要件を考慮したうえで開発したものだ。ライン・タイプや一灯式、多灯式システムを必要に応じて使い分け、調光によるフリッカーのない、そして高演色のLED照明が各ケース内に組み込まれている。

ケース照明は、展示物によって均一に照らしたり、コントラストをつけたり、学芸員と相談しながら決定した(写真:© Arup)
ケース照明は、展示物によって均一に照らしたり、コントラストをつけたり、学芸員と相談しながら決定した(写真:© Arup)
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 また、各展示物や展示ゾーンを紹介するために使われているラベルやパネルは、天井埋め込みの狭角スポットライトにより照射した。ここでは、ラベルを照らす照明が漏れることによって、展示物自体の照度基準(紙など光放射に敏感なものは50lx、一般的な展示物は150lx以下)に影響しないよう、3Dモデルを使って照射角度や配置を詳細に検討した。

 そして、現場では3Dモデルによる照明解析と同じ照射角度になるように調整した。