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来年にはヘルツォークの「М+」が開館
世界的にアートに対する関心が高まるなか、香港のアートシーンも注目の的だ。香港のアートフェアはすでにアジアにおける最大級の規模となっている。また、文化を核とした都市計画も進められており、この大館はその一部であるし、来年には同じくH&deMによる美術館「M+」の開館が予定されている。パブリックアートや小さなギャラリーも増え、今後は香港のアートシーンが世界にインパクトを与えるようになると言われている。今年の3月には日本のアイドルがパブリックアートとして壁画を制作して話題になった。建築・アートリテラシーを高めるために香港に行こう。
プロジェクト概要
延べ床面積:約1万3600㎡
クライアント:Hong Kong Jockey Club
デザインコンサルタント:Herzog & de Meuron
保存計画:Purcell
構造設計、ファサードエンジニアリング、ライティングデザイン、火災安全設計、材料コンサルティング、セキュリティコンサルティング:Arup
菊地 雪代(きくち・ゆきよ)
