日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」分解プロジェクトに一区切りがついた2018年2月1~6日、沖縄県豊見城市で関係者による分解展示会が開催された(関連記事「自動車関係者が続々集合、リーフ分解展示会で最新EVを知る」)。
その目玉イベントの1つがエアバッグ点火だった。ガス発生装置を点火すると「バーン!」という大きな音とともに白い布が運転席を満たし、すぐガスが抜けてクシャクシャになった。今回は、リーフが搭載する約40個のECU(Electronic Control Unit)の中から、交通事故から乗員を保護するエアバッグ制御用ECUを紹介する。