車載部品の品質を評価する指標の1つに、「ASIL」がある。個々の部品ではなく、ひとまとまりの機能単位「コンポーネント」に対する「許容できる安全性要求レベル」を定めたものであり、自動車の機能安全に関する国際規格「ISO 26262」にも主要構成要素として採用されている。今回取り上げる日産リーフの「Vehicle Control Unit」(VCU)は安全性に関連する車載電子システムで中心的な役割を果たすコントローラーであり、ASILの最も厳しい安全性要求レベルDが割り当てられていると考えられる。
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