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 2019年はモバイル機器にとって大きな変化の年だった。5G(第5世代移動通信システム)サービスが始まり、多くの5Gスマートフォン(スマホ)が登場した。中国・華為技術(ファーウェイ、Huawei Technologies)がスマホ生産数で世界2位となった。2020年はどんな一年になるのだろうか。

 注目すべきは、筆者が「HuVOX」と呼んでいる、中国のスマホメジャー4社(Huawei、Vivo、Oppo、Xiaomi)だ。HuVOXによるスマホ生産数は世界の半分近くを占める。ファーウェイはスマホに加え基地局などインフラも生産しており、中国Vivoと中国オッポ(Oppo)は兄弟企業だが主力価格帯が異なる。中国シャオミ(小米、Xiaomi)は激安スマホの雄である。

 多様性に富む4つの企業は、「世界のベンチマーク」として今後の動向が注目される。今回は、「7つ目」を持つファーウェイの新機種「Mate 30 Pro」を分解・調査した。

「Mate 30 Pro」の製品外観
「Mate 30 Pro」の製品外観
背面上部中央のリングの中に4台のカメラを搭載。(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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「Mate 30 Pro」のスペック
「Mate 30 Pro」のスペック
(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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