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 近年、折り曲げられるディスプレー技術が登場したことで、折り畳みスマートフォンが登場して話題となった。その流れがノートパソコンにも訪れている。それが、中国Lenovo(レノボ、聯想集団)が2020年11月に発売した「ThinkPad X1 Fold」だ。

 有機EL(OLED)ディスプレーを採用し、広げたときの画面サイズは13.3インチで、全体を画面として利用できるほか、必要なときにはディスプレーの片面にソフトウエアキーボードを表示できる。

 スペックは、プロセッサーが米Intel(インテル)製Core i5、DRAMが8Gバイトと、通常のノートパソコンであれば数万円で購入可能だ。本製品の約40万円という価格は、折り畳みディスプレーがいかに高額であるかを物語っている。今回、この高価な折り畳みノートパソコンの内部を調査した。

「ThinkPad X1 Fold」の製品外観
「ThinkPad X1 Fold」の製品外観
(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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ThinkPad X1 Foldのスペック
ThinkPad X1 Foldのスペック
(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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ThinkPad X1 Foldを使用している様子
ThinkPad X1 Foldを使用している様子
写真左が動作時の様子。13.3インチを半分に折り畳む形だが、背面カバーのついたてを開けば、横向きにディスプレーを立てて使うことも可能。写真右では、筆者の12インチのノートパソコンと比較した。ディスプレー部は、多くの電子部品を搭載しているためノートパソコンより厚くなっている。(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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