日経BP社が2015年4月に開講した企業向け人材育成講座「技術者塾」では、実際の業務に活用できるテーマを選び、基礎からしっかりと押さえ、実務レベルや最新応用事例までを学べる講座を用意しています。第一線で活躍する方々を講師に迎え、実務的な観点から分かりやすく教えます。本コラムは、技術者塾で取り上げるテーマの重要性や受講効果などについて、講師や監修者に聞きます。
技術者塾の詳細はこちら。
これまでの連載はこちら。
これまでの連載はこちら。
国連は2050年にカーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ、炭素中立)を掲げており、自動車産業も脱炭素時代の戦略が求められている。そこで必要なのは電気自動車(EV)に絞り込むのではなく、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などを含めた「全方位開発」だ。
2021年1月に国連欧州経済委員会(ECE)の下部組織である「自動車基準調和世界フォーラム」からサイバーセキュリティー法規「UN-R155」が発行された。ここれによって欧州や日本では2022年7月以降に発売される一部の車両から順に、サイバーセキュリティー対策が施されていない車両への規制が始まる。
製造業にとって喫緊の課題の1つが、ベテラン社員の退職やノウハウの継承不足による技術の喪失だ。図面や仕様書だけでは、古い製品の修理に対応できない、新しい製品の生産に対応できないといった事態が起こる。
金沢大学高度モビリティ研究所教授の菅沼直樹氏に聞く
自動車の自律型自動運転システムの社会実装へ向けた技術開発が急ピッチで進められている。自律型自動運転には3種類のセンサーと人工知能(AI)による周囲環境の分析が欠かせないが、もう1つ重要なのが「自動運転用地図データの整備」だ。
「製品の機能と性能を左右するようになった熱設計の重要性は、今後さらに高まる」。サーマルデザインラボ代表取締役の国峯尚樹氏はこう強調する。「日経クロステック ラーニング」で「最新機器に学ぶ熱対策の実践」の講師を務める同氏に、熱設計の現状と傾向、熱設計の基本的な考え方を聞いた。
フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ ダイレクターの柏尾南壮氏に聞く
「電気自動車(EV)にも課題はあり、欧州でもハイブリッド車(HEV)再評価の動きがある」。フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズのダイレクターである柏尾南壮氏は、ミュンヘンモーターショーを見学し、EVを分解した経験からこう語る。
ワールドテック講師(元デンソー)の本田陽広氏に聞く
「設計段階で設計ミスを見つけられる仕組みを構築すれば品質問題をゼロにできる」。ワールドテック講師の本田陽広氏はこう力説する。必要なのは過去のトラブル集などを活用したデザインレビューだ。「日経クロステック・ラーニング」で「『過去トラ』を使った品質不具合の未然防止」の講師を務める同氏に、不具合を出さな…
東京理科大学理学部第一部応用化学科教授の工藤昭彦氏に聞く
2020年以降の気候変動問題に関する国際的枠組み「パリ協定」では、世界各国の二酸化炭素排出量の削減が厳しく求められている。日本は30年度までに、13年度比で29%の削減を目標とされた。
静岡理工科大学 総合技術研究所 客員教授の高橋 久氏に聞く
モーターと、その制御に必要なインバーターの性能向上は、カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)にもつながる。――「日経クロステック ラーニング」の「決定版! モーター・インバーターの基礎と制御」の講師である静岡理工科大学 総合技術研究所 客員教授の高橋 久氏はこう指摘する。
ITIDマネージャーの高野昌也氏に聞く
モジュール設計は、設計者だけではできない。営業や開発担当者も交えて検討すべきだ――。「日経クロステック ラーニング」の「多様な顧客要求を満足するモジュール設計手法」の講師であるITIDマネージャーの高野昌也氏はこう指摘する。
A&Mコンサルト取締役専務、経営コンサルタントの中山聡史氏に聞く
大企業と中小企業とを問わず、設計品質を企業として保証するには設計書の作成とQFDの実施は必須だ。「日経クロステック ラーニング」の「トヨタの製品開発力の源泉 設計書と品質機能展開(QFD)」の講師であるA&Mコンサルト取締役専務の中山聡史氏はこう指摘する。設計書とQFDがなぜ必要なのか。その理由を…
群馬大学非常勤講師および研究員の松村修二氏に聞く
短時間で充電できて低価格の超小型電気自動車(EV)が、EV普及の鍵を握る――。「日経クロステック ラーニング」の「マイクロEVの設計・製作から学ぶEVの基礎」の講師である群馬大学非常勤講師および研究員の松村修二氏はこう指摘する。超小型EVは、通常のEVと何が違うのか。普及のために何が重要なのか。そ…
ロジ代表(元ソニー設計者)の小田淳氏に聞く
「ウィズコロナ」下での中国ものづくりでは、不良の発生する根本原因を知ることと、確実な意思疎通を図るノウハウが重要だ――。「日経クロステックラーニング」の「トラブルを未然防止する『日本設計×中国製造』の具体的実践法」の講師であるロジ代表の小田淳氏はこう指摘する。
クオルテック EMC研究室 室長(元 デンソー)の前野剛氏に聞く
自動車の電動化と自動運転の導入で、車載電子機器からのノイズが増える。誤作動などの原因となるノイズ対策のため、EMC(電磁両立性)に関する知識は不可欠だ――。「日経クロステック ラーニング」の「ハイブリッド・EV化に備える 車載電子機器のEMC対応設計」の講師であるクオルテックEMC研究室室長の前野…
國井技術士設計事務所所長の國井良昌氏に聞く
競争が激化している国際経済の中で、日本の製造業が生き残るには、競合製品を的確に分析して開発・設計する体制づくりが必要だ——。「日経クロステックラーニング」の「世界で戦える設計マネージャー養成講座」の講師である國井技術士設計事務所所長の國井良昌氏はこう指摘する。どうすれば競合製品に勝てるのか。國井氏…
小松技術士事務所所長・ものづくり名人の小松道男氏に聞く
土中に埋めると分解される「生分解性プラスチック」が、環境に優しい材料として注目を集めている。ただし誤解も多く、「不要説」さえ飛び交うほどだ。「日経クロステックラーニング」の講座「バイオプラスチックによるものづくり革命」の講師である小松道男氏に、その意義と具体的な取り組みについて聞いた。
豊田エンジニアリング代表取締役の堀切俊雄氏に聞く
「商品企画時に並行して原価も検討する『原価企画』で利益を確実に確保できる」。豊田エンジニアリング代表取締役(元トヨタ自動車)の堀切俊雄氏はこう言い切る。「原価企画」とは何か。
金沢大学新学術創成研究機構教授の菅沼直樹氏に聞く
電動化と並んで自動車産業を揺るがす自動運転化の波。日進月歩の技術の発展に支えられ、その実用化が目前に迫る。その課題は何か、日本の自動車産業はどのような対応を迫られているのか。
崇城大学 情報学部 情報学科准教授 西嶋 仁浩氏に聞く
あらゆる産業で進むデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流の下、新規ビジネスの成否が企業存続の鍵を握る。知財経営の重要性を唱え、「日経クロステックラーニング」で「5GからEV、MaaSまで、電源技術最前線」の講座を持つ崇城大学 情報学部 情報学科 准教授の西嶋 仁浩氏に聞いた。
知財ランドスケープCEO 山内明氏に聞く
あらゆる産業で進むデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流の下、新規ビジネスの成否が企業存続の鍵を握る。知財経営の重要性を唱え、「日経クロステックラーニング」で「次の収益源を探せ知財情報を活用したビジネス開発の最前線」の講座を持つ知財ランドスケープCEOの山内明氏に聞いた。