日経BP社が2015年4月に開講した企業向け人材育成講座「技術者塾」では、実際の業務に活用できるテーマを選び、基礎からしっかりと押さえ、実務レベルや最新応用事例までを学べる講座を用意しています。第一線で活躍する方々を講師に迎え、実務的な観点から分かりやすく教えます。本コラムは、技術者塾で取り上げるテーマの重要性や受講効果などについて、講師や監修者に聞きます。
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第3回 Touson自動車戦略研究所代表 自動車・環境技術戦略アナリストの藤村俊夫氏に聞く
「2030年までに二酸化炭素排出量の45%削減は必達だ」。Touson自動車戦略研究所代表で自動車・環境技術戦略アナリストの藤村俊夫氏はこう訴える。「カーボンニュートラル(温暖化ガス排出量の実質ゼロ)実現のためには、企業が連合して解決する以外に道はない」とも説く。
第2回 Touson自動車戦略研究所代表 自動車・環境技術戦略アナリストの藤村俊夫氏に聞く
「2050年のカーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)の達成を目指す前に、まずはすぐそこまで来ている『2030年問題』を優先せよ」。Touson自動車戦略研究所代表で自動車・環境技術戦略アナリストの藤村俊夫氏はこう訴える。
第1回 Touson自動車戦略研究所代表 自動車・環境技術戦略アナリストの藤村俊夫氏に聞く
2050年のカーボンニュートラルの達成に向けて、電気自動車(EV)シフトの必要性が叫ばれている。Touson自動車戦略研究所代表の藤村俊夫氏は、「EV1本に絞るのは危険。重要なのは、グリーン電力の拡大とグリーン燃料の早期開発・導入による既存車も含めた二酸化炭素排出量の削減」と説く。
電動化や次世代燃料の推進に伴って、自動車の構造が大きく変化している。米Teslaの電気自動車(EV)「Model 3」とドイツVolkswagenのEV「ID.3」、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を分解し、3車種に搭載されている電装品の違いを分析したフォーマルハウト・テ…
ジェムコ日本経営 プリンシパル本部 本部長コンサルタントの古谷賢一氏に聞く
新型コロナウイルス感染症の拡大によって工場の勤務形態も大きく変化した。常に欠員があるような状況の中で、工場マネジャーはどのように工場を運営すべきなのか。「日経クロステックラーニング」で「世界で戦える工場マネージャー養成講座」の講座を持つジェムコ日本経営プリンシパル本部 本部長コンサルタントの古谷賢…
大阪公立大学大学院工学研究科准教授の作田 敦氏に聞く
「日経クロステック ラーニング」で「全固体リチウムイオン電池から全固体リチウム硫黄電池まで解説」の講座を持つ大阪公立大学大学院工学研究科准教授の作田敦氏は、「次世代電池として注目を集めているのが電解液を含まない全固体電池だ」と語る。全固体電池開発の基礎知識と課題、現在地点について作田氏に聞いた。
東京理科大学理工学部電気電子情報工学科准教授の居村岳広氏に聞く
非接触でバッテリーへ給電する「ワイヤレス給電」の開発が進んでいる。そのメリットや現状における課題は何か。「日経クロステックラーニング」で「ワイヤレス給電の基礎とEVの走行中充電に向けた取り組み」の講座を持つ東京理科大学理工学部電気電子情報工学科 准教授の居村岳広氏に聞いた。
JX金属 技術本部技術戦略部 主席技師 桃井 元氏に聞く
材料分野で機械学習やAIの活用が急速に広がり始めている。従来は既存の材料を1つひとつ実験やシミュレーションを繰り返して改良を続けていた。しかし、材料や実験データを基にした機械学習によって、ある程度の予測ができるようになり、材料開発を効率化できるようになった。「デジタルでスクリーニングによって材料開…
関西学院大学工学部専任講師の野村勝也氏に聞く
自動車を設計・製造するうえで重要になるのがEMC対策と設計だ。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)の普及、電子制御ユニット(ECU)の高度化などによって、自動車部品や車載機器から出るノイズへの対策が難しくなっている。
国連は2050年にカーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ、炭素中立)を掲げており、自動車産業も脱炭素時代の戦略が求められている。そこで必要なのは電気自動車(EV)に絞り込むのではなく、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などを含めた「全方位開発」だ。
2021年1月に国連欧州経済委員会(ECE)の下部組織である「自動車基準調和世界フォーラム」からサイバーセキュリティー法規「UN-R155」が発行された。ここれによって欧州や日本では2022年7月以降に発売される一部の車両から順に、サイバーセキュリティー対策が施されていない車両への規制が始まる。
製造業にとって喫緊の課題の1つが、ベテラン社員の退職やノウハウの継承不足による技術の喪失だ。図面や仕様書だけでは、古い製品の修理に対応できない、新しい製品の生産に対応できないといった事態が起こる。
金沢大学高度モビリティ研究所教授の菅沼直樹氏に聞く
自動車の自律型自動運転システムの社会実装へ向けた技術開発が急ピッチで進められている。自律型自動運転には3種類のセンサーと人工知能(AI)による周囲環境の分析が欠かせないが、もう1つ重要なのが「自動運転用地図データの整備」だ。
「製品の機能と性能を左右するようになった熱設計の重要性は、今後さらに高まる」。サーマルデザインラボ代表取締役の国峯尚樹氏はこう強調する。「日経クロステック ラーニング」で「最新機器に学ぶ熱対策の実践」の講師を務める同氏に、熱設計の現状と傾向、熱設計の基本的な考え方を聞いた。
フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ ダイレクターの柏尾南壮氏に聞く
「電気自動車(EV)にも課題はあり、欧州でもハイブリッド車(HEV)再評価の動きがある」。フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズのダイレクターである柏尾南壮氏は、ミュンヘンモーターショーを見学し、EVを分解した経験からこう語る。
ワールドテック講師(元デンソー)の本田陽広氏に聞く
「設計段階で設計ミスを見つけられる仕組みを構築すれば品質問題をゼロにできる」。ワールドテック講師の本田陽広氏はこう力説する。必要なのは過去のトラブル集などを活用したデザインレビューだ。「日経クロステック・ラーニング」で「『過去トラ』を使った品質不具合の未然防止」の講師を務める同氏に、不具合を出さな…
東京理科大学理学部第一部応用化学科教授の工藤昭彦氏に聞く
2020年以降の気候変動問題に関する国際的枠組み「パリ協定」では、世界各国の二酸化炭素排出量の削減が厳しく求められている。日本は30年度までに、13年度比で29%の削減を目標とされた。
静岡理工科大学 総合技術研究所 客員教授の高橋 久氏に聞く
モーターと、その制御に必要なインバーターの性能向上は、カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)にもつながる。――「日経クロステック ラーニング」の「決定版! モーター・インバーターの基礎と制御」の講師である静岡理工科大学 総合技術研究所 客員教授の高橋 久氏はこう指摘する。
ITIDマネージャーの高野昌也氏に聞く
モジュール設計は、設計者だけではできない。営業や開発担当者も交えて検討すべきだ――。「日経クロステック ラーニング」の「多様な顧客要求を満足するモジュール設計手法」の講師であるITIDマネージャーの高野昌也氏はこう指摘する。
A&Mコンサルト取締役専務、経営コンサルタントの中山聡史氏に聞く
大企業と中小企業とを問わず、設計品質を企業として保証するには設計書の作成とQFDの実施は必須だ。「日経クロステック ラーニング」の「トヨタの製品開発力の源泉 設計書と品質機能展開(QFD)」の講師であるA&Mコンサルト取締役専務の中山聡史氏はこう指摘する。設計書とQFDがなぜ必要なのか。その理由を…