識者が指南、スキルアップの勘所
目次
-
ミリ波が変える移動通信、5Gサービス飛躍のカギは「自営スモールセル」
情報通信研究機構(NICT)の石津健太郎氏に聞く
ミリ波の利用が移動通信へと広がりつつある。ミリ波の活用によって移動通信はどう変わるのか。5Gにどのようなインパクトを与えるか。ミリ波利用の課題は何か。無線通信技術に詳しい情報通信研究機構(NICT) ワイヤレスネットワーク総合研究センター ワイヤレスシステム研究室の石津健太郎氏に聞いた。
-
プラズマのイノベーションをビジネスに結びつける
名古屋大学教授の堀勝氏に聞く
自動車、新材料、医療/バイオなど、プラズマ技術の応用が急拡大している。大気圧プラズマなど新技術に対する期待や情報ニーズは大きい。どう応えるか。プラズマ技術の専門家である名古屋大学教授の堀勝氏に聞いた。
-
AIの理解なくして産業の進歩なし、医薬で活用が加速
スタージェン会長、医療人工知能研究所所長 鎌谷 直之氏に聞く
人工知能(Artificial Intelligence=AI)という言葉が流行する中、企業がAIを取り入れようとする動きが日増しに高まっている。一方で、これまで蓄積してきた事業や今後の事業にどのようにAIを活用し、結びつけていけばよいのか頭を悩ませている日本企業が多いというのが実態だ。「技術者塾…
-
注目の半導体パッケージ「FOWLP/PLP」の有望市場を読む
SBRテクノロジーの西尾俊彦氏に聞く
注目を集める半導体パッケージ「FOWLP/PLP」。今後の有望市場はどこにあるのか。課題は何か。パッケージ技術に詳しいSBRテクノロジーの西尾俊彦氏に聞いた。
-
判断する経営者らを支援、それがAIの生きる道
NECエンタープライズビジネスユニット 理事 山田 昭雄氏に聞く
人工知能(AI)を活用して正確な予想を示すだけでは意味がない。予想の理由や、その予想を反映した対処まで提示する。これらの要素を基に、経営者らがより正確な判断を示せるようになる。これがAIソリューションの意味だ——。「技術者塾」の講座「『AIの本質を見極めて成功を勝ち取る事業戦略の立て方」の登壇者で…
-
プラズマの衝撃、新産業にブレークスルー
名古屋大学教授の堀勝氏に聞く
プラズマ技術への注目が高まっている。特に、新材料、医療、農業など新産業分野で、プラズマ技術への期待が高まっている。プラズマ技術に詳しい名古屋大学教授の堀勝氏に、プラズマ技術のインパクトについて聞いた。
-
産業機器、EV、ロボットの性能を決めるモーター制御の勘所
「モータ制御高度化の連続系理論と適切にデジタル化へ展開する手法」の講師、松本康氏に聞く
産業機器、電気自動車(EV)、ロボットなど、モーターを使った製品の市場が伸びている。こうした製品では、モーターのデジタル制御のスキルがないと、性能や品質を確保することが難しい。こうしたモーター制御のキーポイントについて、富士電機 パワエレシステム事業本部 開発統括部 統括部長の松本康氏に聞いた。(…
-
日本の復活、まず正しい現状認識から
テカナリエ 代表取締役の清水洋治氏に聞く
「自分たちは負けていない」という間違った現状認識によって、日本の電機産業は衰退した――。こう語るのは、約30年間にわたって半導体開発に従事し、ルネサス エレクトロニクスで主管技師長も務めた清水洋治氏だ。
-
セルロースナノファイバーに企業が注目する本当の理由
仙波 健 氏=京都市産業技術研究所高分子系チームチームリーダー、博士(学術)に聞く
セルロースナノファイバー(CNF)の実用化に向けた開発が加速している。再生産可能な究極の「グリーン材料」であることに加えて、木材から採れることから将来的な低コスト化の可能性も開発を後押ししている。「技術者塾」で「ビジネスチャンスを逃すな! セルロースナノファイバーの最新動向」の講座の講師を務める1…
-
Google、トヨタ、VWのAI研究を見通す「ツール」
エルゼビア・ジャパン ソリューションマネージャー リサーチマネジメント 恒吉 有紀 氏
世界は「第4次産業革命」時代に本格的に突入し、ビジネスを取り巻く環境が激変している。人工知能(AI)をはじめとする新技術を使いこなさなければ、これからのビジネスは難しいという声も上がり始めた。
-
機器設計の勘所、「熱」を適切に捉える
「決定版! 電子機器設計のための実践的熱計測とシミュレーション」の講師、国峯尚樹氏に聞く
熱を理解することは、電子機器の小型化、高性能化を実現する上で欠かせない。熱は、材料や部品の配置など様々な要因で変化する。これを適切に捉えるためには、理論に基づいた正しい計測とシミュレーションが重要だ。
-
指先から全身へ広がる、触覚・触感の活用
名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授の田中由浩氏に聞く
VR/AR技術の普及、また製品の高品質化や付加価値が求められる中で、触覚・触感に対する関心が高まっている。新たな技術や製品の提案は目白押しだ。そして、最近の研究開発は、指先の触覚・触感だけでなく、全身に広がっている。触覚技術の最近の市場動向や技術動向について、触覚技術の専門家である名古屋工業大学 …
-
すぐ役立つ、パワーインテグリティーを賢く学ぶ
「車載機器のノイズ対策/EMC設計マスターシリーズ」の講師、河村隆二氏に聞く
自動車に数多くの半導体デバイスが搭載されるようになり、EMC性能の確保は難しくなるばかりだ。また、自動運転やセンサー技術の進化により、より高速なインターフェースを用いた通信が必要となっている。ノイズ対策やEMC設計をする上で重要な要素技術の1つが、本コラムで2018年1月に取り上げた「シグナルイン…
-
日産リーフ、自動駐車、スマートミラーの中身に迫る
「進化する車載エレクトロニクスを分解」の講師、柏尾南壮氏に聞く
日経BP社は、リアル開発会議の開発テーマ「リアル解体ラボ」として、“日産リーフの丸ごと分解企画”を進めている。この企画に協力している“分解スペシャリスト”の柏尾南壮氏(フォーマルハウト テクノ ソリューションズ ダイレクター)が、今回のリーフ分解で見えてきたことを、2018年4月24日開催の技術者…
-
量子アニーリング、工場や流通を革新
「量子アニーリングが加速する最適化技術と機械学習」の講師、大関真之氏に聞く
人工知能(AI)や深層学習の鍵を握るのが、量子コンピューターに代表される次世代コンピューターだ。複雑な最適化問題を簡単なプログラムで高速に解くことができる。こうした次世代コンピューターを産業に応用するためには、そこに使われている計算技術を理解し、何ができて、何ができないかを正しく認識することが必要…
-
日本にいると分かりにくい、有機ELの市場・技術を見通す
「有機ELディスプレー産業、次の一手」の講師、服部寿氏に聞く
巻き取れる大型画面のテレビ、折り曲げられるスマートフォンなど、有機ELディスプレーのフレキシブル性に対する期待は大きい。しかし、有機ELの動向は日本にいると見えにくい。そこで、韓国や中国など海外の有機EL産業に精通する服部寿氏(分析工房 シニアパートナー)を講師に招き、「有機ELディスプレー産業、次…
-
変わる自動車のアンテナ設計、その勘所を押さえる
「必ず理解できる、車載用アンテナ設計の勘所」の講師、根日屋英之氏に聞く
自動運転や安全運転支援に必須な技術の1つが無線通信だ。その無線通信に欠かせないのがアンテナである。車載用アンテナの設計には特有の勘所があり、そのノウハウはほとんどのアンテナ設計に応用できる。日経BP社は「車載用アンテナ設計」に関するセミナーを、技術者塾として2018年3月15日に開催する。