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 今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定 エレクトロニクス2級」の「設計と製造」分野の問題を紹介する。

 今回紹介するのは、論理検証の一手法として活用されている「形式的検証」である。論理LSIの設計の複雑化とともにその重要性が高まっている設計技術であり、動作レベルでの設計が広がるとともに利用範囲も拡大している。

 今回の問題の難易度は★★★(本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい)。2級の問題としては比較的易しい問題なので、よく考えてしっかりと正解してほしい。また、解説も参考にして理解を深めてほしい。

【2級 設計と製造】【問題10】難易度:★★★

論理LSIの形式的検証(フォーマル検証)に関して、以下の中で誤っているものを選びなさい。

  • (1) 仕様記述を与えた上で設計した回路がその仕様を満たすことを保証するプロパティチェッキングと2つの設計記述が等価であることを保証する等価性判定がある。
  • (2) 大規模回路に対しては計算量が大きくなるため、大規模回路を扱うことは困難である。
  • (3) 動的検証とも呼ばれ、回路で起こりうるすべての動作を網羅的に検証する。
  • (4) シミュレーションに基づく検証法とは異なり、検証にテストパターンを使用しない。

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