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 今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級」の「応用と品質」分野の問題を紹介する。

 本稿で紹介するのは、高速シリアル通信の特徴に関する問題である。今まで幾度か関連する問題を紹介してきたが、高速シリアル通信は私たちの身の回りで広く用いられており、不可欠の技術である。また多くの通信規格が存在し、新しい規格も生まれてきている。それらを勉強するのは時間がかかるが、きちんと本質を理解すれば理解も早い。そこで「応用と品質」分野では、それら技術の本質に関わる基本的な特徴の理解を求めている。

 今回の問題の難易度は★★★である。本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい。今回は高速シリアル通信に関する基本的な理解を確認するものである。

【エレクトロニクス2級 応用と品質】
【問題18】難易度:★★★

問題:

高速シリアル通信に関する以下の記述の中で、誤っているものを選びなさい。

  • (1)LVDS回路を用いた差動伝送を用いると低振幅でノイズに強い伝送ができる。
  • (2)クロックをデータに情報として埋め込み、受信側で再生する技術が用いられる。
  • (3)伝送路では信号が減衰しないようなデバイス設計が行われている。
  • (4)送信時のビットエラーは定められた一定の範囲内であれば許容される。