今回のコラムはパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス3級」の予想問題を紹介する。
本稿ではイメージャの試験に関して問う。4K/8Kなどの映像の高画質化とともに、ますます重要性が高まるイメージャであるが、その試験においてもさまざまな工夫が取り入れられている。
今回の問題の難易度は★★★である。本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい。じっくりと考えれば正解が見えてくる問題なので、落ち着いて回答してほしい。
【問題32】難易度:★★★
次の文章を読んで( )内に入る正しい言葉の組み合わせを(1)~(4)の中から選びなさい。
イメージャの試験項目として、フォトダイオードに対するSN比といった( ア )などを行う。なお、イメージャの試験に特化した光源装置は( イ )光の照射が可能である。また、イメージャの試験に用いるテスト装置では、多数個同時測定機能、画質欠陥検出アルゴリズムを搭載したコントローラなどを実装して、( ウ )の低減を図っている。
- (1) ア:機能試験 イ:高精度で安定した ウ:テスト時間
- (2) ア:特性試験 イ:広いダイナミックレンジの ウ:テスト時間
- (3) ア:機能試験 イ:広いダイナミックレンジの ウ:市場不良
- (4) ア:特性試験 イ:高精度で安定した ウ:市場不良