パワーデバイスを安心・安全に使う勘所
目次
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料理やラグビーに学ぶ開発の熱力学
イノベーションの原理 #3
料理は開発と同じです。ごちそう(新商品)を作るという目的があり、食材(材料)を選んで調理(加工)します。調理方法(加工方法)はいろいろありますが、煮たり焼いたり炊いたり蒸したりと、つまり熱処理が大事です。火をしっかりと通さないといけないもの、逆にさっとゆでるだけでいいものなど、火加減で味に大きな差…
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NANDはこれが得意?NORはあれが苦手?
半導体技術者検定エレクトロニクス2級問題〔応用と品質14〕
今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級」の「応用と品質」分野の問題を紹介する。(本コラムの詳細はこちら、PDEAについてはこちら、半導体技術者検定の教科書についてはこちら、検定の問題集についてはこちら。
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身近にあふれる「イメージャ」ってどんなもの?
半導体技術者検定エレクトロニクス3級問題【問題26】
今回のコラムはパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス3級」の予想問題を紹介する。
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会社を強くするビジネスモデルの構造力学
イノベーションの原理 #2
よく「経営は戦略である」といいますが、この「戦略」と「戦術」はどう違うのでしょうか。どうも私たちは戦略も戦術も同じように使っているのではないかと思われます。さらに「戦闘」という言葉が出てくると、どこがどう違って、ぞれぞれはどのように使うのか、ますます分からなくなるのではないでしょうか。
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降圧と昇圧のどちらにも使える「フライバックコンバータ」って何?
半導体技術者検定エレクトロニクス2級問題〔パワーエレクトロニクス16〕
今回のコラムはパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級(パワーエレクトロニクス)」の予想問題を紹介する。
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信頼性を脅かす故障の正体は?
半導体技術者検定エレクトロニクス2級問題〔応用と品質13〕
今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級」の「応用と品質」分野の問題を紹介する。
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「ダメならやめる」、イノベーションに成功の法則あり
イノベーションの原理 #1
PDEA(パワーデバイス・イネーブリング協会)のコラムを書くようになって、もう4年目になりました。この間、本当に多くの方からご意見やご感想をお寄せいただきました。改めて御礼申し上げます。
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「前工程」と「後工程」、どちらがどっちなの?
半導体技術者検定エレクトロニクス3級問題【問題25】
今回のコラムはパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス3級(パワーエレクトロニクス)」の予想問題を紹介する。どちらかといえば易しい問題であるが、よく考えてしっかりと正解してほしい。
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パワーデバイスにはどんな種類がある?
半導体技術者検定エレクトロニクス2級問題〔パワーエレクトロニクス15〕
今回のコラムはパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級(パワーエレクトロニクス)」の予想問題を紹介する)。本稿では、半導体技術者検定エレクトロニクス2級(パワーエレクトロニクス)の予想問題の中から、パワーデバイスの種類について問う。
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異なるデバイスを容易に集積、ムーアの法則を超える3次元パワーSoC
小型化、高効率化、高信頼性に向けての研究・開発動向(後編)
今回は3次元パワーSoC(Supply on Chip)を紹介する。高周波動作が可能なGaN(窒化ガリウム)パワーデバイスを用いることで、電源となるPOL(Point of Load)の高効率化を可能とする。加えて、ワイヤーボンディング数が減らせることから高信頼化も期待できる。
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電源を小さく、効率よく、信頼高くするGaNパワーデバイス
小型化、高効率化、高信頼化に向けての研究・開発動向
低炭素社会実現に向けて、“石油を燃やすエネルギー”から”電気エネルギー”への転換が進んでいる。これに伴って、電力化率は今後増加するとみられている。その流れで、エネルギー自給率の増加や地球温暖化ガスの削減に向けて、再生可能エネルギーの導入が進んでいる。
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データシート、正しく読めますか?
半導体技術者検定エレクトロニクス2級問題〔応用と品質12〕
今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級」の「応用と品質」分野の問題を紹介する。本稿で紹介するのは半導体デバイスのデータシート(スペックシート)に関する問題である。
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多くの論理回路に使われる「順序回路」ってどんな回路なの?
半導体技術者検定エレクトロニクス3級問題〔問題24〕
今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定(エレクトロニクス3級)」の問題を紹介する。本稿で紹介するのは、多くの論理回路に使用される順序回路に関する問題である。電子回路の利用分野が拡大するとともに、その頭脳に相当する論理回路の重要性はますます高まっている。
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電気と熱の同時解析のポイント、モデルのパラメーターをデバイスに合わせる
パワーデバイスを用いた電力変換回路の信頼性向上を実現する、電気特性と熱特性の同時解析が可能な回路シミュレーションモデルについて、本コラムでこれまで2回にわたって紹介してきた。このモデルを用いて、任意のデバイスの特性を表現できるようにするためには、モデルのパラメーターをデバイスに合わせる必要がある。…
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SiC MOSFETのスイッチ素子を使いこなす、カギ握る容量特性のモデル化
前回は、SiC MOSFET電気特性モデルのうち電流特性に焦点を当てた。SiC MOSFETのスイッチング特性を正確に模擬するためには、電流特性のみならず、ゲート、ドレイン、ソースのそれぞれの間に寄生する容量特性を正確にモデル化する必要がある。
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電気自動車時代のSiCパワエレ開発、電気と熱の同時解析で回路の信頼性向上
高品質かつ高効率なエネルギーの供給を可能にするパワーエレクトロニクス(パワエレ)技術の発展は目覚ましく、近年では電気自動車(EV)や通信・制御機能を付加した電力網(スマートグリッドなどと呼ばれる)などの開発が期待と注目を集めている。
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「ダイオードの逆回復特性を押さえなさい」と言われたけれど、逆回復特性とは?
半導体技術者検定エレクトロニクス2級問題〔パワーエレクトロニクス14〕
本稿では、半導体技術者検定エレクトロニクス2級(パワーエレクトロニクス)の予想問題の中から、PiNダイオードの逆回復(ターンオフ)特性について問う問題を紹介する。
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決めないリスク
開発最前線 #6
ここまで「開発最前線」と題し、開発コンサルタントの筆者が実際に手掛けている開発案件の実際、その生々しい現場を書いてまいりましたが、本シリーズも今回で最終回。「決めないリスク」というタイトルにいたしました。
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FPGAの特徴、正しく理解していますか?
半導体技術者検定エレクトロニクス2級問題〔応用と品質11〕
今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級」の「応用と品質」分野の問題を紹介する。
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「インピーダンスマッチング」って何がマッチングするの?
半導体技術者検定エレクトロニクス2級問題〔設計と製造12〕
本稿で紹介するのは、高周波(RF)回路の設計で重要となるインピーダンスマッチングに関する問題である。現代の生活を基盤として支えているRF回路であるが、このような高周波の回路では信号を電力により伝達する。この信号伝達を最適化する上で重要となるのがインピーダンスマッチング(インピーダンス整合ともいう)…