あなたの会社は大丈夫?!
目次
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「No.1」は過程重視の「先行開発」と技術力の「量産設計」から
製品を開発・設計する際には「ダントツの製品」を目指す必要がある——。ワールドテック代表取締役の寺倉 修氏はこう訴える。実現するための開発・設計プロセスはどうあるべきなのか。「ダントツの製品」を実現するために必要な「先行開発」と「量産設計」はどうあるべきなのか。同氏に聞いた。
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開発リスクが浮上 機能安全規格を満たさぬAI搭載システム
ヴィッツ 取締役 森川聡久氏に聞く
製造業への人工知能(AI)活用が進む中、「AI搭載システム」を機能安全規格へ適合させる動きが世界で活発になっている。AI搭載システムとは、期待とは異なる誤動作をすることによって人が死傷する恐れのあるシステムのこと。
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平和ボケ設計者は「設計マネジメント」で競合に勝て
國井技術士設計事務所 所長の國井良昌氏に聞く
中国や韓国などかつての新興国とも激しい競争を余儀なくされている現在、日本企業が製造業界で生き残るには「設計マネジメント力」が求められる。競合製品を的確に分析し、トータルコストに配慮して短期間で設計できる体制づくりが必要だ――。國井技術士設計事務所所長の國井良昌氏はこう指摘する。設計マネジメントとは…
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5Gに多い誤解や過大な期待、活用はまず正しい理解から
フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ ダイレクターの柏尾南壮氏に聞く
「5G活用に最も重要なのは、5Gに対する正しい理解だ」。フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ ダイレクターの柏尾南壮氏はこう話す。「日経クロステック・ラーニング」で「5G基地局最前線、分解して分かった5G対応のキーポイント」の講師を務める同氏に、押さえておくべき5Gのポイントについて聞いた。
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誤解多い電気自動車、小型化で新たな市場を開拓
群馬大学大学院 理工学府 知能機械創製部門 客員教授の松村修二氏に聞く
「ガソリン車と同等の性能を追求せず、電気自動車(EV)ならではのメリットを生かせば普及の糸口を見いだせる」。群馬大学大学院客員教授の松村修二氏はこう話す。「日経クロステック・ラーニング」で「マイクロEVの基礎を設計・製作から理解する」の講師を務める同氏に、EVならではのメリットについて聞いた
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「三種の神器」を駆使して設計段階でミスを確実に見つける
ワールドテック講師の本田陽広氏に聞く
「設計段階で設計ミスを見つけられる仕組みを構築すれば、品質問題をゼロにできる」。ワールドテック講師の本田陽広氏はこう力説する。「日経クロステック・ラーニング」で「過去トラ』を使った品質不具合の未然防止法」」の講師を務める同氏に、不具合を出さない設計を実現するためのポイントを聞いた。
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人材育成に悩む工場、マネジメント層強化のポイント
「工場力強化の達人」の古谷賢一氏に聞く
日本企業の工場に異変が生じている。「人材育成がうまくいかない」と悩む声が大きくなっているのだ。中でも、競争力を左右するマネジメント層、すなわち「工場マネージャー」の育成に課題を抱える企業が多いと指摘するのが、「工場力強化の達人」の異名を持つ、ジェムコ日本経営本部長コンサルタントの古谷 賢一氏である…
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品質不正はなくならない、対策の鍵は「見える化」にあり
管理の基本に立ち返る
日本企業の高品質ブランドを毀損する品質不正。社会問題となった一時期からは改善が進んだように思える。だが、「決して楽観視できる状況ではない」と警鐘を鳴らすのが、生産現場に詳しい経営コンサルタントの古谷賢一氏だ。コストや納期に厳しいプレッシャーがかかる生産現場は、ある意味、品質不正の誘惑に駆られる現場…
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製造業の信頼性回復に不可欠な設計力の再強化
ワールドテック代表取締役の寺倉修氏に聞く
「量産設計における設計力とは、不具合を出さない図面を作製できる人と組織の総合力だ」。ワールドテック 代表取締役の寺倉修氏はこう話す。「日経 xTECHラーニング」で「世界No.1製品に必要な量産設計段階の設計力」の講師を務める同氏に、不具合を出さない設計を実現するためのポイントを聞いた。
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機械・ハウスメーカーも採用する不具合の未然防止手法
日産自動車Quick DRエキスパート講師(元技術顧問)の大島恵氏に聞く
「変更点と変化点に着目し、新設計に潜む問題を発見・解決する未然防止手法。それがQuick DRだ」。日産自動車元技術顧問で、Quick DRエキスパート講師の大島恵氏はこう話す。「日経 xTECHラーニング」で「開発者から学ぶ 不具合未然防止手法 Quick DR」(2019年12月13日)の講師を…
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自動車設計の信頼性、評価試験の知見・ノウハウ不足に立ち向かえ
デンソー 基盤ハードウェア開発部の神谷有弘氏に聞く
「車載機器の信頼性を確保するため、評価試験の重要性が増している」。デンソー 基盤ハードウエア開発部担当部長の神谷有弘氏はこう訴える。「日経 xTECHラーニング」でトラブル回避はこれでばっちり! 車載電子機器の信頼性確保」の講師を務める同氏に、車載機器設計に求められる信頼性を確保するためのポイントを…
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中国でトラブルに遭う設計者、遭わない設計者
ロジ代表(元ソニー設計者)の小田 淳氏に聞く
「中国での不良品やトラブルの原因は日本の設計者の『設計力』にある」。ロジ代表で元ソニー設計者の小田淳氏はこう訴える。「日経 xTECHラーニング」で「元ソニー設計者直伝 トラブルを防ぐ日本設計×中国製造の具体的実践法」の講師を務める同氏に、中国ビジネスでトラブルを回避する秘訣や注意点を聞いた。
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AIで問い合わせ対応や日報作成など日常的な業務を効率化
BRAIN SIGNAL 代表取締役社長 兼 CEOの米川孝宏氏に聞く
「人工知能(AI)は、「何か」を問うのではなく「どう使うか」を考える時代になってきた。視点を変えると身近な業務の効率化に活用できる」BRAIN SIGNAL 代表取締役社長 兼 CEOの米川孝宏氏はこう訴える。「日経 xTECHラーニング」で「業務効率化を成功させるためのAI技術活用術」の講師を務め…
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スマホにも自動車にも不可欠なMEMSが日本製造業を救う
東北大学 大学院工学研究科 ロボティクス専攻 教授の田中秀治氏に聞く
MEMS(微小電子機械システム)はスマートフォンの基幹部品にも使われ、自動運転実現の鍵も握る重要部品だ。MEMSによって何を実現できるのか。今後の日本の製造業にどのような影響を与えるのか。「日経xTECHラーニング」で「車載センサー・IoTデバイスに革新をもたらすMEMS技術」の講師を務める田中秀…
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わずか1日でサービスを試作、KDDIのデジタル変革
KDDI DIGITAL GATE、成功の秘訣は「超速」にあり
デジタル変革(デジタルトランスフォーメーション;DX)への対応が日本企業にとって喫緊課題となっている。デジタル技術を活用した新しいビジネスやサービスを生み出し、顧客価値を最大化しなければ淘汰される時代に入りつつあるのだ。デジタル変革への対応を支援すべく、KDDIは「KDDI DIGITAL GAT…
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「調達ありき」への転換でコスト4割削減を実現
元デンソー、イントランスHRMソリューションズ代表の竹村孝宏氏に聞く
「大幅なコスト削減にはドラスチックな発想の転換が必要」。デンソーで「新興国向低コストプロジェクト活動」をけん引した竹村孝宏氏はこう語る。「日経 xTECHラーニング」で「40%コスト削減! 革新的低コストプロジェクトの進め方」「の講師を務める同氏に、デンソーで実現したコスト削減の手法について聞いた。…
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品質問題を繰り返す企業の共通点とトヨタの未然防止の仕掛け
元デンソー、元トヨタグループSQCアドバイザー、小松開発工業 顧問の皆川一二氏に聞く
月500件の品質不具合が発生している──。ある大手企業の実態だ。品質問題の頻発に悩む日本企業が一向に減らない。「問題は、品質問題を未然に防止する手法を使いこなしていないことにある」と指摘するのが、デンソーの開発設計者出身で、トヨタグループの品質スペシャリスト「SQCアドバイザー」も務めた皆川一二氏だ…
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ロードマップで製品開発にドライブを駆けろ
ワールドテック講師の佐藤進氏に聞く、開発期間の短縮と設計の質向上に必須の技術ロードマップ
「技術ロードマップ」の必要性が問われている。新技術の動向を踏まえ、技術・製品開発のシナリオと合った目標値を定めて、その目標値の妥当性を見極める活動だ。ロードマップにはどのような効用があるのか。どのように作成すればよいのか。ワールドテック講師で元デンソーの佐藤進氏に聞いた。
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イノベーションが生まれない? 「あるべき姿」を10通りの方法で追究せよ
MI人財開発研究所代表、元デンソー開発設計者の今枝 誠氏に聞く
イノベーションを生むためには、技術だけではなく、「あるべき姿」を追究する思考プロセスが必要だ──。MI人財開発研究所代表で、デンソー時代にアンチロックブレーキシステム(ABS)を開発した今枝誠氏はこう説く。「技術者塾」において新しい価値を創造するイノベーション力」の講座を持つ同氏にイノベーションを生…
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新材料を駆使した熱設計、これがなければ今後の車載機器は戦えない
デンソー 電子基盤技術統括部 担当部長 神谷 有弘 氏に聞く
新材料の登場がものづくりに劇的な変化を及ぼす。この“法則”が、クルマの電動化や低燃費化、知能化を支える車載機器で顕著になってきた。車載機器は小型・軽量化が進むにつれて熱設計が難しくなっている。この課題を新材料が解決に導く可能性がある。一方で、新材料を使いこなすためには乗り越えなければならない壁もあ…