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 毎朝、早起きしてジョギングする。退社後、時間をつくって資格取得の勉強をする。絶対に続けるぞ!と決意して始めた行動が結局続かず、いつの間にか以前と同じ生活へ逆戻り…。決めた行動を続けることができずに挫折するのは、その行動が「習慣」になっていないからです。

 「習慣」とは、繰り返し行うことで無意識にできるようになった行動です。新しい行動を継続していくためには「習慣化」する必要があります。

 新しい行動の習慣化に失敗してしまうのには原因があります。人間の行動の95%は無意識に行っている行動、すなわち習慣だと言われています。その中に新しい行動を取り入れようとすることは、心地よい無意識の状態を壊すことになります。そのため、習慣を変えようとすると脳が拒否反応を示してしまうのです。

 加えて、習慣化するためには、自分自身が行動するしかありません。そのため、つい「自力で」という部分にこだわりすぎてしまいます。自力でうまくできないと、いつの間にか行動しなくなってしまうのです。

 短期的な成果を求めすぎることも原因の1つです。ダイエットや語学学習などは、長期的に取り組むべきだと分かっていても、どうしても成果を焦ってしまいがちです。なかなか成果が上がらないからモチベーションが下がり、結局は行動をやめてしまうというパターンになってしまいます。

習慣化するための7つのコツ

 習慣が身に付くというのは、苦もなく無意識に行動できる状態です。読書や勉強が習慣となるには、大体1カ月かかると言われています。1カ月間、毎日続けることができれば、習慣化に成功したと言えるのです。

[1]習慣化する目的を意識する

 習慣化しようと決意したからには、何らかの目的があるはずです。「〇〇を実現するために、この行動を続けていこう」と、目的を達成するために必要な行動が明確になっていれば、その行動は必然性があるものとなり、継続できるようになります。

 例えば、「売り上げ30%アップのために営業ノウハウをマスターする」「海外拠点で仕事をするために1年以内に語学を習得する」といった具合です。目的を文章にして何度も見て意識することで、記憶に刷り込まれます。枕元に置く、机の前や壁に貼る、手帳に貼る、スマートフォンの待ち受けにするなど、目的が常に視界へ入るようにして、繰り返しインプットします。

 目的に合わせた長期的な目標と共に、1週間ごとや1日ごとの目標を作りましょう。高い目標を見据えつつ、目の前の目標をクリアしていくことで達成感を持続できます。

[2]時間を決めてすぐ行動する

 習慣化したい行動は、1日のうちの何時からどのぐらいの時間行うのかをあらかじめ決めておきましょう。時間を決めて、スケジュール帳に書いて時間を確保します。

 また、行動を起こそうとするときに迷ったり判断したりするプロセスが入ってしまうと面倒な気持ちになります。今日はやめて明日からにしようかな、と思ってしまうのです。時間が来たら「行動するだけ」の状態にしておくことで、わずらわしさがなくなり、継続するのが楽になります。

 空き時間に本を読む、と決めれば、すぐに本を読めるように手元に置いておく。すると、時間ができれば迷うことなく本を読み始めることができます。早朝にジョギングすると決めれば、枕元にウエア、玄関に靴を置いておく。そうすれば、朝、目覚めてすぐにジョギングに出掛けることができます。

 判断や選択そのものが神経をすり減らすので、その場で判断することをできる限り少なくすることがポイントです。