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本記事は、エレクトロニクス実装学会発行の機関紙「エレクトロニクス実装学会誌」Vol.21 No.7 pp.653-661に掲載された「EMC設計技術実践講座での複数基板の改版結果に基づくGNDベタ設計ルール」の抜粋です。全文を閲覧するにはエレクトロニクス実装学会の会員登録が必要です。会員登録、当該記事の閲覧は、エレクトロニクス実装学会のホームページからお進みください。

1. はじめに

 エレクトロニクス実装学会・低ノイズ実装研究会では「EMC設計技術実践講座」を2012年より継続開催している。この講座では装置設計やアートワーク設計、EMC技術者など約50名が8チームに分かれてプリント回路板の設計を行い、実際に基板を製作して最も放射ノイズの低い基板開発を競いながらEMC設計技術を学んでいる。また近年では基板の改版設計まで行い、改版時の設計ポイントも学べるようになっている。さらに、講座期間中は全参加者にレイアウトCAD、伝送線路シミュレータ、EMC抑制設計支援ツールが貸与され、ツールを用いた設計も経験することができる。

 本研究会では、2015年度の講座で製造された16枚のプリント回路板を比較検証しそこから数項目のアートワーク設計ルールを導きだしたが、本稿ではその中の1項目について紹介する。