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技術概要と調査概要について

 本調査の技術概要について、図1に技術俯瞰図を示します。

図1:技術俯瞰図
図1:技術俯瞰図
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【調査範囲】

  • 特許文献
    出願年(優先権主張年):2014~2018年
    出願先国・地域:日本、米国、欧州(ドイツ除く)、ドイツ、中国、韓国
    検索に使用した商用データベース:Derwent World Patents Index(キャメロット ユーケイ ビットコ・リミテッドの登録商標)
  • 非特許文献
    発行年:2017年~2019年
    検索に使用した商用データベース:Scopus(Elsevier提供)

【調査手法】

  • 特許文献
    日米欧独中韓への特許出願を、検索式を用いてWPIで検索し、抽出された特許文献が述べている自動運転関連技術及びMaaS関連技術の分類を行いました。
  • 非特許文献
    論文発表からみた研究開発動向について、検索式を用いてScopusで検索し、抽出された論文が述べている自動運転関連技術及びMaaS関連技術の分類を行いました。

市場動向について

 今後、自動運転レベル3以上の本格的な世界市場の立ち上がり及び普及が予測されています。一方、MaaS市場規模は、自動運転自動車と同時期の市場拡大が見込まれています。自動車メーカー各社は、自動運転へのAIの活用に積極的であり、IBMのAIである「WATSON」の使用や自社開発するケースが多く、大学との共同開発も盛んです。

 海外でのMaaSのマルチモーダル対応は、自治体単位で2011年以降運用が開始されており、欧州では定額決済が可能なサービスも出現しています。また、海外でのMaaSのサービスの多くは、事業者がベースビジネスの拡張から展開しています。サービスもカーシェア、物流、駐車場、広告、食品等と幅広く、自動車メーカーからの買収もみられます。